逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

体験談⑥25歳男性 プログラマーNさん

僕は人からはとても恵まれた人間で悩みなんてないと思われていたと思います。 学校での成績はずっと優秀でした。勉強が心の拠り所でした。勉強は好きではなかったけど、「いつか未来の自分を助けてくれる」と思って必死に勉強しました。大学在学中には英語で…

愛着障害の人が自分に甘く人に厳しい理由

愛着障害の人は 人に厳しく自分に甘くなってしまうんです。 いいや、自分にも厳しいし人には優しいと思った人もいるかもしれません。 そうなんですよね。 私も愛着障害が回復する過程で人から「自分に甘い」と言われる度に腹を立てていたのを思い出します。 …

甘えん坊の猫もよう

ぎんちゃんは天才だと思う。 出たな。親ばか。 先代のちゃこも もこも天才だと思ってるけどぎんちゃんは何かすごいんだ。 私が猫を飼うと、甘えん坊に育ててあげてしまう。 まだ3匹だけど猫飼いの友人達がみんな感嘆するほどの甘えん坊ぶりだから相当なんだ…

愛着障害を自己責任にせずに回復する

私がお会いする愛着障害の人は とにかく勉強家で、自分に関連しそうだと思うありとあらゆる本を読み愛着障害に関する知識は私よりもある方が多いんです。 そうやって自分を知って変えていこうと努力を続けてきたのにどんなに頑張っても無理だったと言う人が…

境界性人格障害は環境が生み出す病

これまでに境界性人格障害の人の話を多く聞いてきてあまりに共通することが多いことに気づきました。 もしかしたら発症する条件があるのではないか、と考えるようになりました。 境界性人格障害の人は機能不全の家庭で育ち、過保護過干渉、ネグレクト、虐待…

ギフテッドは自分が間違うことを知らなければならない

ギフテッドの人は驚くほど根本的に間違えてしまうことがありませんか? 自分でも驚いてしまうくらい うっかりと情報を見過ごしていたり思い込みで勝手に推測して確信して 全部が覆るくらいの大きな間違いをおかしてしまう。 ギフテッドのカウンセリングをし…

現実の取り扱い方法

1ヶ月エクササイズをさぼっていた。 ほんの少しウエストがキツくはなってたけど目元がうすぼんやりと見えて顔がパンパンでメイク乗りは悪くなってたけど それほど太ってはないとタカをくくってた。 このままでは転がるように怠けていくのが今までの私のパタ…

自叙伝60 大学の人間模様

ルリコは大学で一番キラキラしているグループと仲良くなりそこで過ごすようになった。 私を誘ってくれるけど私はそこに5分居るだけで泣き出しそうになるから 「ちょっとゼミの子のとこ行くわ」って逃げた。 私はしばらく経ってルリコとは一緒に居られないと…

自尊心は高く保とうじゃないか

ぴょこん 靴下から親指が「こんにちは」してる。 なんていうこと! 44歳にもなって靴下から親指が出てるなんて。 こんなの小学生男子しかあり得ないでしょ(偏見) そうか。ここのところ足の爪切りさぼってたからね・・・ それにしても靴下から親指が出て…

気休めが人生を変える

コロナ予防のために手洗い。 人生でこんなに手洗いしたことって無かったな。 私は手を洗う時 せっけんをそのままゴシゴシと泡立てるんじゃ無くて裏表とせわしく動かしながら泡立てる。 せっけんの表ごしごしごし裏ごしごしごし表ごしごしごし・・・スピーデ…

本物の自己肯定感を上げる方法

自己肯定感という言葉が流行っていますね。 今の社会の状況を見ると 自己肯定感を上げるのが難しくみんなが自己肯定感の低さに悩むのも自然なような気がします。 インターネット、SNSなどで自分より優れて見える人や人生が充実していそうな人の姿を目にする …

自叙伝59 努力ではどうにもならない現実を思い知らされる私

大学生活のはじまり。 思い出そうとすると眩しくて眩しくて。 高校生活のはじまりの時もそうだった。 真っ暗闇の中にいた私にとっては自分には恐れ多いレベルの高校はあまりに眩しかった。 自分のような人間が紛れ込んでいいのだろうかとこんなにキラキラし…

小さな「死にたい」という気持ちとつきあう

触れるのはタブーかもしれないと思っていたけど やっぱり実は多くの人が抱えている悩みでもあると思うので勇気を出して書いてみる。 希死念慮について。 死にたいと思うこと。 今情緒不安定で死が身近にある人、差し迫っている人はごめんなさい、自己判断で…

自叙伝58 人生最高に幸せな日

大学時代のことを書こうとすると なぜか逃げたくなってモヤモヤとしてきてなかなか書けなかった。 思い出したくないのか?と自分に問いかけると そんなこともなくて 人生で一番、青春を謳歌していた時代でもあるし人生で一番、普通の人を演じられていた時代…

独占欲について思うこと

私が子どもの頃からよく言われてきたこと 「縛らないで」というニュアンスの言葉。 場所が変わっても人が変わっても本当によく言われるので 「あぁ私は人を束縛する人間なんだ」と思って生きてきた。 確かに私は 様々な心の病で特に境界性人格障害の時に 独…

自叙伝57 衝撃的な真実

この事は書くべきかどうか悩んだ。 自叙伝では読んだ側があまりに衝撃的すぎることや私が誤解を受けるであろうこと私のクライエントさんが読んで悪影響があることは 内容を柔らかくしてることも、伏せていることもある。 その点でこれは判断が難しかった。 …

猫がいることに慣れない

ぼーっと考え事に耽る。 海外ドラマに集中する。 ふと現実の世界に戻ると猫たちの存在に驚く。 私はもう猫を飼い始めて13年だ。 そろそろ慣れても良いと思うんだけどいまだに驚いてしまう。 他の猫飼いさんは驚くことはないんだろうか。 もこさんが知らな…

自叙伝56 奴隷から解放されていく私

高校時代のエピソードを読むと 養父母の問題はもう収束していたのかと思うかも知れない。 自由に楽しくやれてるじゃないかと。 学校生活のことだけを書くと何の苦労も無い普通の高校生のように見える。 でも高校時代も虐待の形は変わったけど私の戦いは水面…

今いる環境が人格障害をつくる

人格障害のカウンセリングをして思うのは 人格障害はその人の性格なのではなくその人が作り上げた環境が作り出す病気なんだということです。 自分のことは自分で動かせるんだから自分の性格はすべて自分のせい 境界性人格障害だった私はそう思っていました。…

自叙伝55 洗脳されない私②

私は女ながらに片岡先生のお気に入りだった。男っぽいところを見抜いていたのだろうか。 数学の授業中 宿題で難問があって、他の生徒を散々指して正解が出ない時 「はい、最後竹田、正解言って」 「竹田は分かってるね。どうぞ」 こんなふうに私の自尊心を高…

体験談⑤38歳女性 美容師Oさん

私は人には明るく悩みがなく恵まれている人に見えていたと思います。 美容師で独立して、ありがたいことにお客様も順調につき、お店はとても上手くいっていました。素敵な友人も沢山いたし、幸せな結婚もしました。 それなのに心の中は全然幸せを感じられな…

承認欲求じゃなくて元気をわけてほしいだけなんだ

承認欲求って言葉を最近はよく聞く。 どうも承認欲求狩りみたいなことが起きているような気がする。 え。 認めて欲しいってことはそんなに良くないことなのかな。 いやたしかに 良くないことは沢山あるけどそれを人様に「やーいやーい認めて欲しいんだろ」み…

自叙伝54 洗脳されない私①

高校での波瀾万丈な体験はこれで終わりではない。 私はどこまで特殊な経験をするんだろう。 生い立ちとは関係のないところでもまたあり得ない経験をすることになった。 高校1年の時の担任との出会いが、私の人生を変えた。 数学教師の片岡先生。 当時30代…

カウンセリングのために自分を調整する

躁鬱の波をほとんど感じなくなってしまった。 もちろん良いことなのに少しだけ寂しい。 カウンセリングをしているとクライエントさんも同じ経験をして同じようなことを話し出す。 「なんだか自分じゃないみたい」「ものたりない」 ・・・わかるよ。わかる。 …

自叙伝53 生まれて初めて仲間を見つけた私

親代わりにしていたケイコに見限られ心を凍らせた私。 中学生時代にも心を凍らせて色々なことを上手くやっていたがこの頃は似ているようで違う。 中学生時代は全体的にLOWという感じ。色々と心を凍らせて上手くやっているのに鬱々としている。 この頃はHIGH…

愛着障害と双極性障害

愛着障害の人を専門にカウンセリングをしていると 愛着障害の人には躁鬱の傾向が強く見られることに気づきます。 双極性障害についてはまだ明らかになっていない点が多いですよね。 私は愛着障害の人の躁鬱の傾向についてはある程度はカウンセリングで治せる…

自叙伝52 心を凍らせて性格が悪くなっていく私

ケイコと関係が終わった時もシノとの関係が終わった時と同じ 言葉にはできない絶望があった。 シノと違って目立つタイプではないけれどケイコもみんなに愛されていた。 みんな言葉にはしなくても 「ケイコは人が良い」「ケイコを嫌いな人はいない」 これが暗…

躁鬱の波は気力体力の前借りによって大きくなる

私は躁鬱の傾向が激しく人生のほとんどを躁か鬱の状態で過ごしてきました。 双極性障害と診断はされていませんがそれは病院に行くことが出来なかったからなんです。 双極性障害と診断されたクライエントさんのお話を聴くと自分も重たい状態だったのかもしれ…

自叙伝51 境界性人格障害の片鱗が見えはじめる

ケイコと居るためにケイコの気を引くためにケイコを自分だけのものにするために 策略を巡らす。 最初はかわいいものだった。 それがだんだんとエスカレートしていき狂気に変わっていった。 高校生活は・・・私の人生は ケイコ無しでは絶対に立ちゆかない。 …

愛着障害のギフテッドは自分を否定しやすい

愛着障害のギフテッドの人は 愛着障害の問題が解決してもなお自分を責める問題は根深く残ってしまいやすいんです。 <愛着障害のギフテッドが強烈な劣等感を持つ理由> ギフテッドの人の話を深く聴いていて不思議に思うことがよくあります。 自分を責める癖…