逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

自叙伝㊲自己愛が高い私②

やはり中学校時代のことを思い出したくない。 何故ここまでこの時代のことを思い出したくないのかこうやって思い返しながら書くまで全く気づかなかった。 自己愛が高かったから。 思い返しているうちにそれが尋常では無かったことが分かってきた。 虐げられ…

自叙伝㊱自己愛が高い私

中学生になってからのことを書こうとするとなかなか筆が進まない。 小学生時代の私の人生は過酷過ぎたし小学生時代の私の振る舞いは馬鹿で変で恥ずかしいことばかりだった。 この時代を思い出すと苦しいような恥ずかしいような何とも言えない嫌な気持ちが必…

リセットしたい

リセットしたい。 誰でもこんなことを願ったことはあるのではないだろうか。 何もかも嫌になるよね。 面倒くさくなるよね。 重たくて重たくて放り出したくなるよね。 先送りしてきたことが積み上がっていてにっちもさっちもいかなくなるよね。 バーン!!ち…

自分は頭が悪いと思い込んでいませんか

頭の良い悪いは、外から判断できるものでしょうか。 頭の良い人は何かの能力に秀でているものでしょうか。 頭の良い人は、一貫して頭の回転が保たれているものでしょうか。 多くの人は 頭の良い人は学校の成績が良く、論理的で冷静沈着に話し、安定的であり…

ダサい私

私のコンプレックスは山ほどあった。 自叙伝に書いてきたがコンプレックスでは無い所を探す方が早いぐらいだ。 それでもまぁ40歳になるまで必死に修正してきたおかげで色々とマシになってきたと自分では思っている。 ところが修正を続けてきても全くマシに…

無知でいることのススメ

子どもの頃って なんでこう「絶対にこうだ」って言い切っちゃうんでしょうね。 思い出すと恥ずかしくて仕方が無い。 その時、夢中で大好きな親友がいて 「もう一生この子だけでいい」「この子以上に素敵な子なんて存在しない」なんて本気で思っていた。 でも…

境界性人格障害の原因⑤ー人の言葉を聞き入れないー

ちょっと想像をしてみてください。 自分が尊敬する人あるいは自分は敵わないと認める能力の高い人にこう言われます。 「それは違う。こうしたほうがいい」「君はここを修正するべきだ」 少しは落ち込むかも知れませんが助言をもらえたら有り難く感じるのでは…

人並み外れた魅力を持つ人の心が幼い理由

過保護・過干渉な養育が心の成長を阻んでしまうことはもうみなさんご存じかもしれません。 過保護・過干渉に育てられると 先回りして満たされる 自分で感じたり考えたりする前に指示される 部分的に肯定されすぎる 一時的に機嫌をとられすぎるなどが原因で …

不安定な自分のままで安定する

躁鬱の傾向がある人はきっとこう考えているのではないでしょうか。 気分の上がり下がりは無いほうがいい。 上がり下がりは疲れるし人格的にも未熟に見られてしまうから 絶対に気分は安定していたほうがいい。 そうですよね。 私もそう願った日々がどれだけ長…

止められない自分を止める方法

どうしても自分を止められない こんなふうに感じたこと ありませんか? ADHDの傾向を持つクライエントさんは 「どうしても」が口癖の人が多いことに気づきます。 「どうしても」 自分で自分を止められない感覚があるんですね。 この感覚は私にもありました。…

気に入られようとすることをやめた

仕事帰りいつものスーパーに寄る。 ちょっと頭と心をつかいすぎてヘトヘトな日。 どうしても避けたいレジのおば様がいる。 嫌な人なわけではない。すごく良い人だ。 レジを打ちながらわざわざお肉や野菜をポリ袋に入れてくれる。他のレジの人はあまりしてく…

言葉に頼りすぎると自分が分からなくなる

目の前に黙って座っている人達が居ます。 ゆったりと周囲に視線を配って微かに微笑んでコーヒーを美味しそうに飲んでいます。 マンガを見ながら笑っています。 腕を組んで考えながら悩んだ表情やハッした表情をしたりしています。 この人達は今 自分の時間を…

自叙伝㉟反抗的な私

中学生になって自分を出すことが出来なくなったことで私の中にはどこにも行きようがない 怒りに似た感情が溜まっていた。 そんなことは全く分かっていなかった。むしろ今までの人生で一番良い状況だと思っていた。 まるで生まれ変わったかのように人からの評…

自叙伝㉞本当の自分を出せない私

中学生になると私は小学生の時とはキャラクターが大きく変わった。 小学生の時は解離性同一性障害で一時的に色んな性格になっていたが 基本的にはグズでノロマでウッカリばかりしているけれどいつもヘラヘラと笑っていて明るく面白いことが大好きでどんな扱…

正しいことばかりでは心は育たない

世の中には「正しいこと」が溢れています。 みなさん その世の中の「正しいこと」を完璧にしようと毎日必死に努力をしていますよね。 みなさん本当に努力家のように見えます。 ちょっと皆さんにお聞きしたいんです。 その「正しいこと」をやる理由はなんです…

人と長く良好な関係を築いていく

人と深く付き合うと長続きしない。 時間が経つと 人に嫌われたり自分の方が人を嫌いになってしまう。 こんな自分は 性格が悪いからコミュニケーションのスキルが無いからいつもこうなってしまうのだろう・・・ こう思い込んでいる方きっと多いのではないでし…

腸内環境正常化

最近の私の頭の中はあることでいっぱい。 寝ても覚めてもそのことばかり。 どうしたらまた手に入れられるの。 今まで私が悪かったの。 調子に乗って全然大事にしなかったわ。 もう歳をとってしまったけれどまだ間に合うでしょう? きっと私変わってみせるか…

トラウマを克服すれば過去を忘れられるのだろうか

嫌な出来事を忘れることが出来たら・・・ そう思いますよね。 ことあるごとに嫌な出来事が頭をよぎったり ずっと前に起きた出来事なのにふと関連する物を見たら急にリアルに嫌な出来事を思い出したり こんな経験ありますよね。 トラウマを克服したい人は 「…

苦労はしたほうがいいのだろうか

苦労はしたほうがいいのか苦労はする必要が無いのか この論争を見かける度 私はもやもやとした何とも言えない気持ちになります。 私はこの論争は要らないのではないかと思ってしまいます。 答えを出すことが誰かのためになるとは思わないからです。 むしろこ…

私の黒歴史

みなさんには黒歴史はありますか? 私はというと黒くない歴史を探すのが大変です。 私の沢山の黒歴史のうちシリアスなものは自叙伝に書いてきました。 しかしシリアスではない黒歴史も山ほど浮かんできています。 でもこれは自叙伝に書いたら空気感がおかし…

あなたの強みはなんですか

あなたの強みは何ですか? あなたが誰にも負けないと思う所はありますか? こう聞かれると 誰もが強みと思うようなことを答えなければ・・・本当にあると言ってもいいのだろうか・・・ そんなよく分からないプレッシャーがあってなかなか答えづらいですよね…

触れる言葉によって自分はつくられる

言葉によって人の思考が作られるこのことはよく言われていることです。 これがよく分かる話があります。 オーストラリアのアボリジニには左右の概念が無いそうです。 位置や方向などは全て方角で考えられている。 「どこにいくの?」という問いかけに対して…

開業二周年

自叙伝をずっと書いてきましたが 追い詰めて書きすぎて息切れをしてきたのと少し迷いが出てきたので 私事や他の記事も並行して書いていこうと思い立ちました。 私事ですが5月で開業二周年を迎えました。 今なんともいえない気持ちでジーンとしてます。 思い…

自叙伝㉝盗みをはたらく私

小学校4年生の終わり頃から5、6年の頃の私は人生で一番悪いことをした時期だったと思う。 この時期は鬱や解離性障害がひどい時期でほとんどの記憶がない。 それなのに何故か悪さをした記憶だけが鮮明に残っている。 思い出す度に胸が苦しくなり恥ずかしく…

自叙伝㉜様々な友人と仲良くなる私

小学校4年生の終わり頃あすかちゃんと入れ替わるようにのりこちゃんという近所の子と仲良くなった。 のりこちゃんも転校生だ。 こうやって思い返してみると気づくことがある。 私は転校生と仲良くなることが多かった。 多かったというより転校生とは必ず仲…

自叙伝㉛生まれて初めて感じた気持ち

小学校4年生の頃 私は近所のあすかちゃんという子と仲が良かった。 彼女のことはいまだに鮮明に覚えている。 これまで書いてきたように 私は人を喜ばせることが得意だったし明るくエネルギッシュで魅力のある部分もあったから友人から一度は熱烈に好かれる…

自叙伝㉚妄想的な私

現実の世界から離れ自分の世界に入っていくと 観察をしているようで現実を現実として捉えられなくなる。 私自身はずっと世界がはっきりと見えていると思っていた。 でも本当はぼんやりとしか見えていない世界を自分の頭で作り上げたものによって補完していた…

自叙伝㉙解離性障害の私

私は小学校3年生から6年生くらいの頃鬱や解離性障害があったのだと思う。 この頃は家での監視も厳しく性的虐待やその他の虐待がひどく学校生活も周囲と合わせるのが難しくなっていて友人との関係も難しく 冷静に考えるとこの頃の私にかかっていた負荷は大…

自叙伝㉘今ここに居られない私

私はいつもレンズを覗いているように現実の世界から離れて世界を見ていた気がする。 自分も人と直接関われないし人も私に直接関わってこれないような感覚。現実を現実と感じづらいような感覚。 私はいつも観察者のようだった。 記憶をたどるとその場を過ごし…

自叙伝㉗ピエロになる私

私はどこにいても誰といてもピエロになってしまう。 滑稽な存在になり沢山の人を笑わせ笑われ、楽しませる。 これも養育過程で身につけてしまった特殊能力だ。 養父母はお互いに自分のことしか考えていないからしょちゅう小競り合いが起こる。 子どもの頃は…