逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

本物の自己肯定感を上げる方法

自己肯定感という言葉が流行っていますね。 今の社会の状況を見ると 自己肯定感を上げるのが難しくみんなが自己肯定感の低さに悩むのも自然なような気がします。 インターネット、SNSなどで自分より優れて見える人や人生が充実していそうな人の姿を目にする …

自叙伝59 努力ではどうにもならない現実を思い知らされる私

大学生活のはじまり。 思い出そうとすると眩しくて眩しくて。 高校生活のはじまりの時もそうだった。 真っ暗闇の中にいた私にとっては自分には恐れ多いレベルの高校はあまりに眩しかった。 自分のような人間が紛れ込んでいいのだろうかとこんなにキラキラし…

小さな「死にたい」という気持ちとつきあう

触れるのはタブーかもしれないと思っていたけど やっぱり実は多くの人が抱えている悩みでもあると思うので勇気を出して書いてみる。 希死念慮について。 死にたいと思うこと。 今情緒不安定で死が身近にある人、差し迫っている人はごめんなさい、自己判断で…

自叙伝58 人生最高に幸せな日

大学時代のことを書こうとすると なぜか逃げたくなってモヤモヤとしてきてなかなか書けなかった。 思い出したくないのか?と自分に問いかけると そんなこともなくて 人生で一番、青春を謳歌していた時代でもあるし人生で一番、普通の人を演じられていた時代…

独占欲について思うこと

私が子どもの頃からよく言われてきたこと 「縛らないで」というニュアンスの言葉。 場所が変わっても人が変わっても本当によく言われるので 「あぁ私は人を束縛する人間なんだ」と思って生きてきた。 確かに私は 様々な心の病で特に境界性人格障害の時に 独…

自叙伝57 衝撃的な真実

この事は書くべきかどうか悩んだ。 自叙伝では読んだ側があまりに衝撃的すぎることや私が誤解を受けるであろうこと私のクライエントさんが読んで悪影響があることは 内容を柔らかくしてることも、伏せていることもある。 その点でこれは判断が難しかった。 …

猫がいることに慣れない

ぼーっと考え事に耽る。 海外ドラマに集中する。 ふと現実の世界に戻ると猫たちの存在に驚く。 私はもう猫を飼い始めて13年だ。 そろそろ慣れても良いと思うんだけどいまだに驚いてしまう。 他の猫飼いさんは驚くことはないんだろうか。 もこさんが知らな…

自叙伝56 奴隷から解放されていく私

高校時代のエピソードを読むと 養父母の問題はもう収束していたのかと思うかも知れない。 自由に楽しくやれてるじゃないかと。 学校生活のことだけを書くと何の苦労も無い普通の高校生のように見える。 でも高校時代も虐待の形は変わったけど私の戦いは水面…

今いる環境が人格障害をつくる

人格障害のカウンセリングをして思うのは 人格障害はその人の性格なのではなくその人が作り上げた環境が作り出す病気なんだということです。 自分のことは自分で動かせるんだから自分の性格はすべて自分のせい 境界性人格障害だった私はそう思っていました。…

自叙伝55 洗脳されない私②

私は女ながらに片岡先生のお気に入りだった。男っぽいところを見抜いていたのだろうか。 数学の授業中 宿題で難問があって、他の生徒を散々指して正解が出ない時 「はい、最後竹田、正解言って」 「竹田は分かってるね。どうぞ」 こんなふうに私の自尊心を高…

体験談⑤38歳女性 美容師Oさん

私は人には明るく悩みがなく恵まれている人に見えていたと思います。 美容師で独立して、ありがたいことにお客様も順調につき、お店はとても上手くいっていました。素敵な友人も沢山いたし、幸せな結婚もしました。 それなのに心の中は全然幸せを感じられな…

承認欲求じゃなくて元気をわけてほしいだけなんだ

承認欲求って言葉を最近はよく聞く。 どうも承認欲求狩りみたいなことが起きているような気がする。 え。 認めて欲しいってことはそんなに良くないことなのかな。 いやたしかに 良くないことは沢山あるけどそれを人様に「やーいやーい認めて欲しいんだろ」み…

自叙伝54 洗脳されない私①

高校での波瀾万丈な体験はこれで終わりではない。 私はどこまで特殊な経験をするんだろう。 生い立ちとは関係のないところでもまたあり得ない経験をすることになった。 高校1年の時の担任との出会いが、私の人生を変えた。 数学教師の片岡先生。 当時30代…

カウンセリングのために自分を調整する

躁鬱の波をほとんど感じなくなってしまった。 もちろん良いことなのに少しだけ寂しい。 カウンセリングをしているとクライエントさんも同じ経験をして同じようなことを話し出す。 「なんだか自分じゃないみたい」「ものたりない」 ・・・わかるよ。わかる。 …

自叙伝53 生まれて初めて仲間を見つけた私

親代わりにしていたケイコに見限られ心を凍らせた私。 中学生時代にも心を凍らせて色々なことを上手くやっていたがこの頃は似ているようで違う。 中学生時代は全体的にLOWという感じ。色々と心を凍らせて上手くやっているのに鬱々としている。 この頃はHIGH…

愛着障害と双極性障害

愛着障害の人を専門にカウンセリングをしていると 愛着障害の人には躁鬱の傾向が強く見られることに気づきます。 双極性障害についてはまだ明らかになっていない点が多いですよね。 私は愛着障害の人の躁鬱の傾向についてはある程度はカウンセリングで治せる…

自叙伝52 心を凍らせて性格が悪くなっていく私

ケイコと関係が終わった時もシノとの関係が終わった時と同じ 言葉にはできない絶望があった。 シノと違って目立つタイプではないけれどケイコもみんなに愛されていた。 みんな言葉にはしなくても 「ケイコは人が良い」「ケイコを嫌いな人はいない」 これが暗…

躁鬱の波は気力体力の前借りによって大きくなる

私は躁鬱の傾向が激しく人生のほとんどを躁か鬱の状態で過ごしてきました。 双極性障害と診断はされていませんがそれは病院に行くことが出来なかったからなんです。 双極性障害と診断されたクライエントさんのお話を聴くと自分も重たい状態だったのかもしれ…

自叙伝51 境界性人格障害の片鱗が見えはじめる

ケイコと居るためにケイコの気を引くためにケイコを自分だけのものにするために 策略を巡らす。 最初はかわいいものだった。 それがだんだんとエスカレートしていき狂気に変わっていった。 高校生活は・・・私の人生は ケイコ無しでは絶対に立ちゆかない。 …

ギフテッドの人は自分を否定しやすい

愛着障害のギフテッドの人は 愛着障害の問題が解決してもなお自分を責める問題は根深く残ってしまいやすいんです。 <愛着障害のギフテッドが強烈な劣等感を持つ理由> ギフテッドの人の話を深く聴いていて不思議に思うことがよくあります。 自分を責める癖…

自叙伝50 友人を親代わりにする私

高校1年の最初の半年で天国と地獄を味わった後 バレー部の先輩や仲間との関わりで元気を取り戻し成熟した心に触れて少しだけ心が成長し ここから1年は人生でも最高の時期だった。 幸せすぎて身の丈に合わなかったせいか結局はまた地獄に落ちるせいか この…

愛着障害の人は頭の使い方に偏りがある

愛着障害の人は 親の望むようにするため親から怒られたり感情をぶつけられたりするのを回避するため親が不機嫌にならないようにするため・・・ とにかく親の望む形に何とか合わせるために頭を使い続けてきましたね。 良かったらこれまでの愛着障害のカテゴリ…

自叙伝49 部活で心を成長させた私

シノのグループを追い出されオタクグループに紛れ込みいじめられ それまで仲良くしていたシノ達に避けられ男子達にも白い目で見られる。 同じクラスで自分が居たグループのみんながキラキラと楽しそうにしているのを見るのは本当につらかった。 自分はスクー…

愛着障害のギフテッドが強い劣等感を持つ理由

ギフテッドのカウンセリングをしていて特に共通している悩みの一つに 「強烈な劣等感」があります。 劣等感の問題は 愛着障害の人共通の悩みなのですが 愛着障害のギフテッドの劣等感にはとても不思議な特徴があるんです。 劣等感は多くの場合 実際に何かの…

自叙伝48 幸せの絶頂から転落する私

毎朝、制服を着るのが嬉しくて仕方なかった。 自分にとっては恐れ多い、夢のような高校だったから 同級生がダサいと嫌がっていたその制服や指定カバンは私にとって誇りだった。 それにその時の私にとって 頭がおかしい虐待する親がいるボロく不潔な家から綺…

ギフテッドが心の健康を保つには知らない努力が必要

ギフテッドの人の苦しみを日々聴いていると苦しみの元にあるものに共通点が見えてきます。 クライエントの皆さんは一見してタイプが全然違います。 職業も性格も見た目も好むものも全く違うんです。 それでも不思議なことに苦しみの元にあるものはとても似通…

自叙伝47 幸運に翻弄される私

高校に入学したばかりの私は自分の正体がばれてしまうのではないかという恐ろしさでいっぱいだった。 この気持ちはきっと小学生の頃からずっと慣れ親しんだ気持ちだ。 たしか初めてこの気持ちを感じたのは岩手県の児童養護施設から引き取られ東京の小学校に…

愛着障害の人が回復するまでに一番苦しいこと

愛着障害の人が回復するまでの過程には 苦しいことが沢山ありますよね。 その中でも一番苦しいのは 「親と同じ事をしてしまう自分を認め、それを変えていくこと」 だと私は思うんです。 私のカウンセリングが 親を一方的に加害者にしたままカウンセリングを…

愛着障害の回復とは

愛着障害の回復とは いったいどういうことを指しているのでしょうか。 現在は愛着障害という概念が一般にも定着して 自分自身が愛着障害であると気づく人も愛着障害の専門家も増えましたよね。 それに伴って愛着障害の回復を語る人も増えて回復の定義は人に…

子どもの心を育てるということ

人を愛し支えるということは本当に難しい 日々そう感じながらカウンセリングをしています。 子育てをする人は何年間も毎日変わらずにこんな気持ちを持ち続けるのかと思うと どれだけ大変で大きな責任を負っているのだろうと尊敬せずには居られません。 愛着…