逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自叙伝39 いつも浮いてしまう私

友人関係に関してはいつも苦労が絶えなかった。 でも中学時代が一番難しかったような気がする。 小学校時代は変人と思われていても人懐こく、いつも笑っていて、自分をさらけ出していたから「何だかんだ憎めない奴」「変で怖いけど良い奴」そんな感じの存在…

心の病気は認めることから

最近は勝手ながらついこう思ってしまうことが増えました。 体の病気を治すお医者さんが羨ましいなぁ、と。 カウンセラーが目に見えないものである「こころ」を扱う仕事であることは分かっていたつもりでした。 でも高機能型の人格障害の人を専門としてカウン…

自叙伝38 裏表が激しい私

中学時代は外側から見れば上手くやれていた。 でも愛着障害や発達障害があった私がいきなり上手くやれているということは感情のコントロールが悪く 不快刺激を感じやすく パニックになりやすく 周囲に合わせるのが難しい… そんな沢山のハンデを持った自分を…

愛着障害を持つギフテッドの人に思うこと

開業して2年を過ぎ、しみじみと感じるんです。 愛着障害を持つギフテッドの人はとても魅力的だなぁと。 愛着障害から回復したギフテッドのクライエントさんに こんなことをよく言われます。 「最初は我ながら酷い態度だったと思うんですけど、よく愛情を持…

私が考える「トラウマを乗り越える」とは

トラウマを乗り越えたい。 私も何度そう考えたことでしょうか。 「トラウマを乗り越える」とは一体どういうことなのでしょうか。 私もあれほどいつも考えていたことなのに全く具体的に目指すイメージを考えたことがありませんでした。 みなさんの「トラウマ…

歳をとるのも悪くない

若い頃は良かった・・・ 40代の私は周囲からこんな言葉をよく聞くようになった。 そうだなぁ。 10代には10代にしかできない20代には20代にしかできないことがあるもんね。 もうそれが出来ないと思うと寂しいような切ないような焦がれるような絶望…

自分らしさとは

先日久しぶりに会った友人と楽しく話していて ふと自分が少し人見知りをしていることに気づいた。 「あれ?何でだろう」と考えた。 私は1年会わなくてもまるで昨日会っていたかのような感覚で話せる。 久しぶりだからといって私の人見知りが発動するわけで…