逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

自分史上最高の私

私は自分史上最高を目指すのが大好きである。

 


負けず嫌いなので人と張り合うのも好きだけど、断然こちらの方が好き。

 

 

私ももう今年48歳になるアラフィフ。
もうここから下るだけだと思われる年齢。

 


いいや、なにをおっしゃる。
努力で抗える、若いときより素晴らしくなれるチャンスはまだまだある。

 

 


「もう私も歳だから」と言い訳したくなったら、70代、80代のアスリートやボディビルダーの人の記事を見る。

 


60歳から競技を始めた人も居る。
毎日毎日トレーニングをコツコツ重ねて、年齢より20歳は若いパフォーマンスや肉体を見せてくれる。

 


彼らは諦めない。言い訳しない。怠けない。

 


本当にすごい・・・
その姿を見ているだけで感動して涙が出てくるし、自分にビンタしたくなる。笑

 

 


私も自分史上最高を更新し続けてる。

 

ブログでよく書いているけど、年々幸せになっていくこと。ほんとよ。

 

そりゃ他の人から見たら「そんな人生でいいの?」なんて思われるくらい今も何も持ってないかもしれないけど、スタートがどん底のドロドロのボロボロだったもので、伸びしろだらけ。

 

普通の人の当たり前を手に入れただけで最高に喜べるエコな人生よ。

 

 

普通の人がおぎゃあと生まれた時から当たり前に持っていた一生離れていかない安心できる頼れる家族。
自分に何かあった時に身を挺して守ってくれる人。

 


私は40年かけてやっと3人手に入れた。


信じられないね。

 

 

そんな存在がいるだけで安心して自分の人生の課題に取り組める。勇気を持って前に進める。一人でパニックになって何とか生き残ろうと死に物もの狂いにならなくていい。

 

ありがたや~

当たり前じゃないんだぞ!とみんなに言って回りたいけど、まぁ多くの人には当たり前なんだよね。

 

 


あとこれも。
帰る家と安定した仕事。

 


実家があって住んでいられる。何かあったら戻れる。

 

無理せず80パーセントくらいの力でも贅沢は出来なくても食べていける収入を得られる。

 

 

これも私にとっては本当に欲しいものだった。

20歳から住む家に困ってきたからねぇ。

 

 

親族の保証人がいないと家が借りられない。

借りられても家賃がバカ高い。

 

自分で払ってきた家賃計算したら2千万くらいだったような…
恥ずかしながらアラフィフでいまだに貧乏だけど、もし実家に居られたらこれくらい貯金があったはずなんだと言い訳してみてる。

 

 

安定した仕事もね、本当に夢だった。

 

今自叙伝で書いているけど、家から逃げ出したせいで正社員になれず、体も弱く体力仕事も出来なかった。

それでお酒飲めない、容姿も人並み、男性苦手なのにホステスをやってた。


こんなに自分に向いてない、必死にならないと出来ない仕事を鬱を繰り返しながらやるしかなかった・・・

 

 

今は自分の能力を存分にいかして、80パーセントまではいかないけど95パーセントくらいの力で何とか食べていけるくらいの仕事が出来ている。


なんて幸せなんだろう。

 


そして今までの人生は突出した能力すら「変」「怖い」「ダメ」と言われてきたのに、今は能力として認識されて、多くの人に「すばらしい」「あなたは特別」と褒めてもらえる。


いいんですか・・・

 

愛する愛する猫と毎日あたたかい生活を送れる。
幸せすぎるんよ・・・

 

 

私には最初から無かった、努力しても手に入らなかったものを、少しずつ手に入れながら年々幸せを更新してる。

 


あとは人格。

まだまだだけど、死ぬまで努力を続けて高見を目指したい。


ありがたいことにクライエントさんに毎日教えられながら鍛えられながら、年々人格も成長してる。
これからもまだまだ変われるって手応えも感じてる。

 

 


そしてそしてここ1年の変化と言えば体なんですよ!

 


アラフィフなのに20代より理想の体になっているのだ!

 


私の残念ボディの歴史をば・・・

 

生まれつき足首が全くなくて「象みたい」「実写版サリーちゃん足」なんて言われてきた。


若い頃からお尻がペタンコで太ももとの境が無い。
垂れに垂れてどこまでがお尻でどこからが太ももかわからない。
痩せたって太ったって変わらない。

 


女性にはあり得ない骨太。
美容体重まで落としても手首の骨が太く、女性用のブレスレットや時計は入らない。
ほんの少し痩せて美容体重になると背骨やあばらが浮き出て全体的に骨っぽくなって「痩せすぎだよ」なんて言われる。
華奢な女性ならほどよくふっくらな体重のはずなのに、骨組みが大きいせいで肉が分散して骨張ってしまう。
逆にほんの少しふっくらすると「デカっ」と言われる。
華奢な女性なら少しぽっちゃりして可愛い雰囲気になる体重でも私はただデカくなる。

 

 

それぞれどれだけ努力を重ねただろう。


足首回し、足でタオルつかみ、ふくらはぎの筋トレ、お尻の筋トレ何時間もやって、毎日エアロバイク1時間、ウォーキング1時間、ビリーズブートキャンプやHIIT、バレエビューティフル・・・

 


どんなに頑張っても少しだけ効果が出るだけで悩みは変わらない。

 

 


それがですね。


座らない健康法に出会い、座りっぱなしの生活とおさらばし、ストレッチに出会い、少しの努力で綺麗な体になることができちゃった!

 

 

くわしくはまた別の機会に書こうかな。

 

大まかに書くと、ストレッチといっても良くある足を開くだけとかじゃなくて、体中に張り巡らされてる小さな筋肉をしっかり伸ばしていくもの。

 

私たちの知ってるストレッチって、主要な筋肉しか伸ばしてない。

 


足首の角度を変える、手のひらの向きを変える、顔の向きを変える、力を抜く・・・などほんの小さな違いで伸ばせるところが変わってくる!

 

 

股関節回り、大臀筋、胸郭などを色んな方法で伸ばし、今まで可動してなかった部位が沢山あったと気づく!


ストレッチを二ヶ月やって十分に伸びるようになってから筋トレをやるようになったら、あら不思議!

 


足首ができたぞーーー!!!
お尻ができてωになったぞーーー!!!
体重落ちでも筋肉がついてガリガリになりづらくなったぞーーー!!!

 


人生初なんですー!

 

 

足首あるのも、お尻あるのも、当たり前と思うなよ!笑

 

 

あーーー最高!


アラフィフで自分史上最高を体験出来るって本当にうれしい。

 

 

カウンセリングをしていてもね、こんなふうにクライエントさんの「自分史上最高」を一緒に目指していくの。

 

やっぱり「普通の人はこの年齢でこれを手に入れてるのに」と悲しくなっちゃうよね。

 


だけど・・・
自分史上最高を手に入れるのだって幸せだからさ。

 


人並みには届かなくて悔しい気持ちはありながらも、ずっと自分史上最高を手に入れつづけていこうよ。


私はこうしながら70歳くらいで人並み以上になっていけるんじゃないかと気長にすごしておりますよ。