2020-01-01から1年間の記事一覧
愛着障害のギフテッドの人は 愛着障害の問題が解決してもなお自分を責める問題は根深く残ってしまいやすいんです。 <愛着障害のギフテッドが強烈な劣等感を持つ理由> ギフテッドの人の話を深く聴いていて不思議に思うことがよくあります。 自分を責める癖…
高校1年の最初の半年で天国と地獄を味わった後 バレー部の先輩や仲間との関わりで元気を取り戻し成熟した心に触れて少しだけ心が成長し ここから1年は人生でも最高の時期だった。 幸せすぎて身の丈に合わなかったせいか結局はまた地獄に落ちるせいか この…
愛着障害の人は 親の形に何とか合わせるために頭を使い続けてきてしまいました。 親の望むようにするため親に感情をぶつけられたりするのを回避するため親が不機嫌にならないようにするため・・・ こんなふうに、親との関わりで安全を求めて試行錯誤を続けて…
シノのグループを追い出されオタクグループに紛れ込みいじめられ それまで仲良くしていたシノ達に避けられ男子達にも白い目で見られる。 同じクラスで自分が居たグループのみんながキラキラと楽しそうにしているのを見るのは本当につらかった。 自分はスクー…
ギフテッドのカウンセリングで特に共通している心の問題の一つに 「強烈な劣等感」があります。 劣等感の問題は 愛着障害の人の共通の悩みなのですが 愛着障害のギフテッドの劣等感にはそれとも違う不思議な特徴があるんです。 劣等感は多くの場合 実際に何…
毎朝、制服を着るのが嬉しくて仕方なかった。 自分にとっては恐れ多い、夢のような高校だったから 同級生がダサいと嫌がっていたその制服や指定カバンは私にとって誇りだった。 それにその時の私にとって 頭がおかしい虐待する親がいるボロく不潔な家から綺…
ギフテッドの苦しみを日々聴いていると苦しみの元にあるものに共通点があることが見えてきます。 クライエントの皆さんは一見してタイプが全然違います。 職業も性格も見た目も好むものも全く違うんです。 それでも不思議なことに苦しみの元にあるものはとて…
高校に入学したばかりの私は自分の正体がばれてしまうのではないかという恐ろしさでいっぱいだった。 この気持ちはきっと小学生の頃からずっと慣れ親しんだ気持ちだ。 たしか初めてこの気持ちを感じたのは岩手県の児童養護施設から引き取られ東京の小学校に…
愛着障害の人が回復するまでの過程には、苦しいことが沢山ありますよね。 その中でも一番苦しいのは「親と同じ事をしてしまう自分を認め、それを変えていくこと」ではないでしょうか。 私のカウンセリングは親を一方的に加害者にしたままカウンセリングを終…
愛着障害の回復とは いったいどういうことを指しているのでしょうか。 現在は愛着障害という概念が一般にも定着して 自分自身が愛着障害であると気づく人も愛着障害の専門家も増えましたよね。 それに伴って愛着障害の回復を語る人も増えて回復の定義は人に…
人を愛し支えるということは本当に難しい 日々そう感じながらカウンセリングをしています。 子育てをする人は何年間も毎日変わらずにこんな気持ちを持ち続けるのかと思うと どれだけ大変で大きな責任を負っているのだろうと尊敬せずには居られません。 愛着…
あなたは依存を克服しようと思うから 必死に我慢を重ねているんですよね。 依存している自分が情けなくて仕方なくて 自分を責めていますよね。 でも <依存症の人の人物像> でお話ししたように 依存症に陥ってしまったのは自分のせいではありませんでしたね…
依存症の人は 依存に抗うことに多くの気力を使っています。 目の前にあるとても魅力的なものを眺めながら 「我慢だ」「ダメだ」「欲求を抑えろ」とずっと欲求と戦うのは本当に大変なものですよね。 依存を抗うこと、つまり我慢で何とかしようとするのは 依存…
今まで仕事でもプライベートでも愛着障害の人の苦しみを沢山聴いてきました。 1人1人全く違う経験をしているのに何故か悩みの根本は同じであることがとても多いんです。 その中でも特に愛着障害の人、全員が悩んでいると言っても過言ではないのが 罪悪感や…
依存症の人が外から持たれる印象は 自制心がないだらしない人の気持ちを考えない無責任・・・ 残念ながらこんなふうに見られてしまいますよね。 でも私は 依存症の人には正反対の印象を持っているんです。 依存症の人にじっくりと長い期間話を聞いてくると本…
あけましておめでとうございます。 今年もブログとTwitterと私をよろしくお願いします。 クライエントさん、友人達 今年も持ちつ持たれつ・・・ 持たれてる部分が多い気がするけど 仲良く楽しく、時にぶつかりながら絆を深めていこうね。 今年も頑張ってる皆…