逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

2018-01-01から1年間の記事一覧

自叙伝4 養護施設から引き取られる

養護施設から引き取られる日の記憶は結構残っている。 私にとってこの日は私の人生を大きく変えた日。 人生の転機・・・というか 私には選択肢なんてなかったから人生の転機とか人生の岐路とも違う。 長く続く暗黒の日々への入り口か。 余談だが小学校でドナ…

自叙伝3 愛情を与えられずに育つ

私が居た養護施設は岩手県にあった。 ここがすごい山奥で田舎だったと思う。 雪深い景色の中がっつりとスパイクがついた靴やミニスキーを履いて移動した記憶がある。 養子に入る前の私の名字はそこの土地独特の名字のようで非常に珍しく何だか可愛らしい名字…

自叙伝2 どこの馬の骨ともわからない

自分の人生を振り返った時に記憶のあるのはどこからだろうかと考える。 母のお葬式だろうか。いや、その前に母に抱かれて聴いた歌声を覚えている。抱かれながら見た公園のフェンスや花も覚えている。 歌は「バラが咲いた」だった。6歳くらいの時に「小さい…

自叙伝1 はじめに

二年前臨床心理士として開業するにあたり「集客はどうしたらいいか」と悩みました。 楽観的というか、傲慢なところもある私は時間が経てば私だったら予約が取れないカウンセリングルームになるだろうなどと根拠の無い自信を持っていました。 でも一方で臨床…

体験談②22歳男性 大学生Aさん

こんにちは。初めまして。 僕は1年ちょっと、竹田さんにお世話になっていました。 カウンセリングの卒業にあたって、体験談を書かせて戴くことになりました。 カウンセリングに興味はあるけど、受けようか迷っている方、受けてみたいけど、今まで何とかなっ…

愛着障害の回復には母性と父性が必要

愛着障害からの回復には、母性と父性が必要不可欠です。 愛着障害の人に必要な要素は子どもが育つ上で必要な要素と同じなんですね。 母性によって子どもは安心してのびのびと出来る失敗して傷ついても回復出来る 父性によって子どもは自分を奮い立たせる強さ…

愛という言葉は大好きだけど大嫌い

愛という言葉は世の中に溢れていて やっぱり言葉のパワーがすごいからなんとなく散りばめられているだけで ほわっとしたり胸がぎゅっとしたり気持ちが動かされる。 だけど私の中のあまのじゃくが黙っていてくれない。 「愛」なんて簡単に語るなよと。 私の中…

物事の捉え方で人生が変わる

「物事は捉え方次第」 よく聞く言葉です。 感受性が豊かな人は本当にこの言葉がよく当てはまると思うんです。 <気分で世の中の見え方が変わる>で言ったように 気分が良いときは良い捉え方気分が悪いときは悪い捉え方をしてしまうので なるべく気分を良く保…

2018年もブレない

あけましておめでとうございます。 今年もブログとTwitterをよろしくお願いします。 リアルでお付き合いのある皆様今年も何を言い出すか、やり出すか分からない私ですがどうか見守っていてください。 今年も皆様とともに心を健康に笑顔で過ごしていきたいで…