逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

人に従いすぎても自分を通しすぎても柔軟に生きられない

人の言うことをすぐ鵜呑みにしてしまう
目の前の人に迎合してしまう
自分の意見を持たず人に流されやすい

 


イメージだけで捉えると
なんとなく気弱で素直で扱いやすい人というような感じでしょうか。

 

 

一方

 

人の言うことは受け入れない
自分の意見は何があっても曲げない
自分で決めたことは最後まで貫き通す

 


イメージだけで捉えると
なんとなく気が強く芯があってぶれない人というような感じでしょうか。

 

 

外から見るとこの二つのタイプの人は
正反対の人物に見えますよね。

 

 

でも実は
この二つのタイプの人はとてもよく似てるんです。
もしかしたら同一人物かもしれませんよ。

 

 

 

二つのタイプの人をもっと掘り下げてみましょう。

 


人に従う人はコロコロと自分を変える印象があります。

 


でもよく観察すると
とても忠実に人のルールに従っているんです。

 

人のルールに従うという、ぶれない自分があるんですね。

 

 

 

でも
コロコロと変わってしまうのは何故でしょうか。

 

 

 

それは「従う人が複数だから」です。

 


目の前の人、自分が好きな人、自分が従いたい人など
複数の人に従おうとしてしまう。

 


当然
人の数だけルールがあり、それも相反するものがあるせいで
一貫性が無くなってしまいます。

 

 

本人は忠実に人のルールに従っているのですが

複数の人に従うせいで

 

人からは「自分がない」「一貫性がない」と言われ
自分でも混乱してしまいますよね。

 

 

 

もう一つ考えられる原因は

 

「従っている人のルールが混乱しているから」です。

 


1人の人の言うことを忠実に聞いてルールを守っているのですが
その人が言っていることがコロコロと変わる場合はどうなるでしょうか。

 

先ほどと同様に
一貫性が無くなってしまいますよね。

 

 

 

このような理由で

 

一貫性がなくコロコロと変わって見えてしまうので


「自分がない」と言われてしまうし
自分でも何をやっているのか分からなくなって混乱してしまいますが

 

本当はこういう人は

「人のルールに従う」という揺るぎない信念に従っているんですね。

 

 

 


一方で


自分を通しすぎる人は
「一度決めた自分のルールに従う」という揺るぎない信念に従っているんですね。

 

自分が一度こうだと決めたら変更はしません。

 


もし途中で心変わりをしても
状況や条件が変わってしまっても
新しい情報が入ってきて間違っていたと知っても

 

自分より知識が多い人がより良い方法を教えてくれても
もっと好条件を提示してくれても

 

 

「いいや、一度決めたことはやり抜くことが何より正しい」と

絶対に自分のルールを変えません。

 

 


この二つのタイプの人の
苦しみの内容は、実はとても似通っているんです。

 


・人と相互の交流が出来ない


・自分の頭で考えていない


・取捨選択が出来ていない


・一つのことに縛られ不自由である

 

 

 

二つのタイプの人の印象は全く違うんですが

実は同じ問題を抱えているんですね。

 

 

 

人に従いすぎるのも、自分を通しすぎるのも
一つの信念にこだわって自分の頭で考えられていない状態です。

 


人に従うなら

 

自分の考えも取り入れながら
自分で取捨選択をしながら
いつでも方向転換できることを頭に置いておく。

 


自分を通すなら

 

人の考えも取り入れながら
自分の気分や状況の変化などに臨機応変に対応しながら
いつでも自分の新しい考えが自分の古い考えを否定する勇気を持つ。

 


こんなふうにして
一つの信念にこだわらず自分の頭でどんどん考えていって

 

柔軟に人生を渡っていきたいですね。

 

 

 

 

 

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