逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

自分を守れば守るほど性格は悪くなる①

 「性格が悪い」

 

いったい
何をもって決められるんでしょうね。

 


多くの人が
「あの人は性格悪いよね」
「自分って性格悪い」

 

こんなふうに日常的に話します。

 

 


この使い方から考えると

 


性格が悪い = 人に嫌な思いをさせる

 

ということになりそうです。

 

 

 

実際に
性格の悪さとは何かという議論は置いておいて

 

人に嫌な思いをさせると
「性格が悪い」とされる

 

これを前提に話を進めていきましょう。

 

 

 

人に嫌な思いをさせる人

 

これもまた広いですね。
沢山ありそうです。

 

頑張っていきましょう。

 


あなたは

どんなときに
「この人は性格悪いな」
と思いましたか?

 

 

色んな場面が浮かんでいると思いますが

 

その相手の態度を大きく分類すると
以下のようなことに集約されるのではないでしょうか。

 


①自分のことしか考えていない

 

②怒りっぽい、嫌味っぽい

 

③人を恐れ、卑屈な態度

 

④人を見下し、欺く態度

 

⑤冷たい態度

 

⑥無責任な態度

 

⑦自分の間違いを認めない態度

 

 

 

どうでしょうか。

相手はこんな態度をとっていませんでしたか?

 


でも

 

このような人は生まれつきこうなんでしょうか。

 


もちろん違いますよね。

 

少しずつ
このような態度が習慣になっていって
人に嫌な思いをさせてしまう行動をとってしまうんですね。

 



何故このような態度が習慣になるかというと

自分を守るためなんです。

 

 

本当に守れたかどうかは別として

 

このような態度をとって、たまたま目の前の脅威からは逃れられた

そう本人が思えば、その態度は習慣化していきます。

 

 

 

これを具体的に説明していきます。

 

 

 


①自分のことしか考えていない人

 

すごくケチだったり
損得勘定ばっかりで動いていたり
人に与えないで与えてもらおうとばかりしたり
人を利用しようとしたり

 

自分のことばかり話したり
自分の都合ばかり考えたり
自分のことだけ分かってもらおうとばかりする。

 


このような人は無意識に


自分は何も持っていないから、沢山得ないと生きていけない。
1人で生きていくために、自分の安全の為に貯めこんでおかないといけない。

 

いつもピンチだから

とにかく目の前のことだけ何とかする、切り抜けることだけ考える。

 


こんなふうにして
自分を守ろうとしているんですね。

 


こんな人は
当たり前ですが

 

「自分のことしか考えていない」

「自己中心的な人」
と嫌われてしまいますよね。

 

 

 

 

②怒りっぽい、嫌味っぽい

 

自分の思い通りにならないとすぐ怒る
機嫌が悪いとさまざまな正論を持ってきて怒る

 

気に入らないことがあっても言葉にはせず
心の中で強く怒り
黙ったり、反抗的な態度で伝える

 

気に入らないことがあると
察してもらおうと遠回しに嫌味にして言う

 


このような人は無意識に

 

腹が立っても怒りをぶつけるのは正しくない

自分は正しくありたい

自分が正当である理由を持ってくれば許される

 

弱い自分が攻撃されるのが怖い
だから先に威嚇すればいい

 

攻撃して嫌われるのは怖い
腹が立っても表立って攻撃はできない
だから間接的に攻撃すればいい

 

 

こんなふうにして

自分を守ろうとしているんですね。

 


こんな人は
モラルハラスメントをする人」「怒りっぽい人」「イヤミな人」と
嫌がられてしまいますよね。

 

 

 

 

③人を怖がる態度

 

心の中でつねに人を疑っていて
人の言動には必ず裏があると思っているので

 

いつも人の顔色を伺ってその場を楽しもうとしない
どんな温かい態度を向けられても怯えた態度を崩さない

人の言葉の裏を読んで、そのまま受け取らす歪曲して人を悪くとる

 

このような人は無意識に


人を信じても裏切られてショックを受ける
人の言動には必ず裏がある

先に悪い想定をしておけばショックを受けずに済む

 

こんなふうにして

自分を守ろうとしているんですね。

 


こんな人は
相手に

「自分が何か悪いことをしたのではないか」

「嫌われてるのではないか」

「なんでも悪く誤解されて不快」と思わせることになり

人から距離を置かれたり、疎まれたりしてしまいますね。

 

 

 

 


②につづきます。

 

 

 

 

 

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