④人を見下し、欺く態度
いつも不自然なほど愛想がいい
過剰に迎合し下手に出すぎる
自分の思っていることを絶対に表に出そうとせず
何を考えているか分からない
このような人は無意識にこう考えています。
自分を出せば、嫌われ無能だと思われてしまう
迎合しないと、下手に出ないと、人から攻撃を受ける
自分の欺きは誰も気づかないから大丈夫。人を気を良くするだけ。
こんなふうに考え自分の守り方を作ってきたんですね。
自分らしく振る舞った時に、激しく否定されたり攻撃されたり、周囲に馴染めなかったりして、傷つき怖い思いをしてきたから、こうするしかなかったんですが
こんな人はどこか嘘っぽい雰囲気ややましい人のような雰囲気があり、隠し事を持っているように見えます。
浅い付き合いではさほど問題になりませんが
親しくなってくると相手に
「人をバカにしている」
「誠実ではなく信頼できない」
「深く付き合いたくない」と思われ、距離を置かれたり、疎まれたりしてしまいます。
⑤冷たい態度
喜怒哀楽を表さず、人間らしさが見えずとっつきづらい
丁寧と言うより慇懃無礼だったり、社交辞令ばかりで心のこもった言葉はなく型にはまった交流しかしない
このような人は無意識にこう考えています。
感情を出すと傷つくし幼稚に見られるだけ
人と距離を近づけると嫌われる
心を開いて拒否されるのは耐えられないから最初から一線を引く
こんなふうに自分の守り方を作ってきたんですね。
感情を解放して自分らしく人と関わった時に、否定されたり叱責されたり笑われたりして上手くいかない経験ばかりこうするしかなかったんですが
こんな人は、一緒にいてもつまらない、親しくなれない、リラックスできないと人に感じさせてしまいます。
「付き合いづらい人」と思われ人から距離を置かれたり、疎まれたりしてしまいますね。
⑥無責任な態度
いつも見て見ぬ振りをして、我関せずという態度をとる
何か問題があっても根拠なく楽観的で、自分では何も考えようとも行動しようともしない
何か問題があっても、環境や他者のせいにして自分の責任は無いと主張する
このような人は無意識にこう考えています。
小さな問題であっても、自分には対処する力はない
目の前のことから逃げ続ければ逃げ切れる
自分がやらなくても誰かがやってくれる
こんなふうに考え自分の守り方を作っていったんですね。
人から無能だと思わされる経験ばかりさせられ、力をつける経験を積む機会を奪われ、手柄も奪われ、自分は弱くて無能だとしか思えなくなってしまったからこうするしかなかったのですが
こんな人は
ずるく自分勝手な人、無責任な人、人に責任をなすりつける人だと思われ、不誠実な人と思われ、人から距離を置かれたり、疎まれたりしてしまいますね。
⑦言い訳や正当化ばかりで認めない
失敗をしても、やむを得ない理由があったという主張ばかりで自分の非は認めない
自分に非があっても論点をすり替えて人を攻撃して自分の非は認めない
このような人は無意識にこう考えています。
失敗を認めたら終わり、自分に非があると認めたら終わり、認めなければ無かったことになる、逃げられる
こんなふうに考え自分の守り方を作ってきたんですね。
少しの失敗を酷く責め立てられ、多くの人の前で恥をかかされ、長所を見てもらえずに批判ばかりされ続けて怖くなってしまったからこうするしかなかったんですが
こんな人は
自分の非を認められない、ずるく幼く無能な人だと思われ 「誠実に話をしても仕方ない人」「まともに関わっても意味がない人」と人から距離を置かれたり、疎まれたりしてしまいますね。
「性格が悪い」と思われる特徴は、実は今までの自分を守ってきた方法なんです。
それが今は自分を守っているつもりで人に嫌な思いをさせてしまうんですね。
実際はまったく悪気は無いことが多く、ただ怖いから対処をしているだけなんです。
でも自分を守れば守るほど人を傷つけ、人に嫌な思いをさせてしまい性格が悪くなってしまいます。
これまでずっとやってきた自分を守る方法をやめるのは本当に難しく、勇気がいりますよね。
だけど 自分を守っているはずの言動が実は全く自分を守れてなんかいない、むしろ自分を苦しめている…
まずは、それをしっかりと知ってほしいんです。
自分を守ろうとする言動を少しずつやめることが
人を傷つけなくなることであり
「性格を良くする」ことであり
結果的に自分を守れることになるんです。
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