逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

継続すれば自信がつく、自信がつけば継続できる

何をやっても続けられたことがない…

 

 

わかります。

自分って本当にダメだと落ち込んじゃいますね。

 

 

 

続けられないと

 

潜在能力は高くても
きっと、それを生かしきれません。

 

もったいないですね。

 

 



短期的な報酬に飛びつきやすく
長期的な報酬を得るまで待てない

 

目の前の苦しいことなんて耐えられないというあなた

 

 
準備期間や修行期間なんて無くても
爆発的な熱意と短期間の努力で人生をなんとかする…

 

無意識にこんな信念を持っているあなた

 

 

もしかしたら

「自分に自信が持てない」という悩みを持っていませんか?

 

 

 

短期的には熱意を持って猛烈に努力ができるので

ある程度は結果を残せますよね。

 

でも熱意が消えて燃え尽きたら

結果もある程度出ているからとそこでやめてしまう。

 

結果がある程度出ているのだから問題は無さそうです。

 

 

ところがこれでは

どんどん自信が無くなっていくんです。

 

 

最後まで続けられない自分を軽蔑したり見損なったり

全力を出し切っていないせいで不全感や欲求不満がある

 

いつもこんな気持ちばかりで自信が持てるわけがないですね。

 

 

 

ある程度の結果ではなく、大きな結果を残すため

あるいはずっと先の大きな目標を達成するためには

 

長い助走期間が必要なんですね。

 

 

 

長い助走期間に耐えられないせいで

大きな結果を残せない、先の大きな目標なんて無理だとすぐに諦める

 

こうしてまた自信が無くなっていきます。

 

 

 

自分の人格を成熟させる

人との関係を深めていくなど

 

人間に関わる事は、ずっと助走期間のようなものです。

 

 

継続して努力を続けられないから人格が成熟しない

人との関係が続かない、深まらない 

 

自分の人間性に自信が無くなっていってしまいます。

 

 

自信がないから続けられない

続けられないから自信が無くなる…

 

こんな負のループに入ってるんですね。

 

 

 

長く続けること

結果を出すまで助走期間を持つことが出来れば

今よりもずっと自分に自信を持てそうですね。

 

 

 

でも自分は続けられないって思いますよね。

 

 

大丈夫です。

条件を揃えれば、ちゃんと続けられます。

 

 

 

その条件をいくつか挙げてみます。

  

・励ましてくれる人を持つ

 

・助走期間を細かく区切る

 

・助走期間に報酬を設定する

 

・助走期間のステップアップを見逃さない

 

 

 

助走期間を一人で走るのがキツイんです。

 

「頑張っている姿」を見てもらっているだけで
続けられることは多々あります。

 


頑張っているあなたに
「それぐらい当たり前」なんて言う人もいますよね。

 

こういうやる気を削いでくる人の言葉は
助走期間には絶対に聞いてはいけません。

 

自分でもそんなふうに思っちゃダメです。

続かなくなってしまいますよ。

 

ちゃんと頑張りを見てくれている人がほしいですね。

 

 

 

また
大きな目標になると長い長い助走期間になります。

 

だから長い間、達成感は得られません。

ただ耐える期間が長い。

 

でも達成感は続ける上でとても重要ですから

なんとか作っていかなければなりません。

 


どうすればいいのかというと

 

大きな目標にたどり着くまで
途中の小さな目標を立ててクリアしていけばいいんです。

 

小さな目標をクリアする度にしっかりと喜びましょう。

 

小さな目標をクリアしたという喜びと自信が
助走を続ける力になります。

 

 

 

 

長い助走期間では
息切れをすることが何度もあります。

 

そんなときはご褒美を用意しましょう。

 

 

普段から何でも自由にしていると
ご褒美にならないので

 

普段は節制して

これは我慢、これはできたときのご褒美とすると
息切れをしたときにやる気が戻りやすいですよ。

 

 

 

最後に

 

小さな達成感を何度も持つことはもちろん重要ですが

 

意外と忘れがちなのが

 

「進んでいる」という感覚を持ち続けること。

 

 


何度も何度も達成してきたことを忘れてしまう

 

長い助走期間でどこまで進んできたのかもう分からなくなる

 

 

そんな人は多いんです。

 



大きな目標までどれぐらい近づいたのか

今までの助走がどれぐらい実を結んだのかが分からないので

 

大きな目標達成の直前で急に諦めたり
嫌になったりすることもあるんですよ。

 


どんな目標でも
スタート時の自分の状態をつねに思い返し

 

助走期間に何度も

 

こんな変化があった
できるようになった…と確認しましょうね。

 

 

 

本当は

助走期間はただ苦しいものじゃありません。

 


人に励まされながら
一つ一つクリアして
途中で何度もご褒美を得て
どこまで進んだか振り返りながら確認して自分を誇りに思う

 

 

こんなふうにしていけば

 

きっと
長い助走期間も楽しみながら大きな目標にたどり着けるはずです。

 

 

こうやって続けてみましょうね。

 

今まで無かった自信がついてきますよ。

信じられないことを叶えられるようになりますよ。

 

 

 

 

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