逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

ギフテッド③-権力に反抗する-

ギフテッドは


社会的地位や名誉ではなく
その個人の人間性そのものを見る傾向にある
ただ権力のある者や目上の者に従えない

 

とされています。

 

 

私が自分のことで思い出すのは

クラス替えしてすぐに人気が出る子
転校してきてちやほやされている子

そんな子の本質をすぐに見破ってしまっていたこと。

 

 


みんなが新しく来た人気の子に夢中になっている頃

 

私はとても冷静に


「あの子はこういう部分があって嘘がある」

 

と仲良しの子たちに言ってしまう。

 

 

 

「あんな良い子の悪口言うなんて!」

 

当然、仲良しの子たちに嫌なやつだと思われてしまいます。

 

 

でも不思議なことに

半年後、一年後に必ずそういう子は嫌われていき
「言う通りだった、ごめん」と言われることになったんです。

 

 

 

人の本質を見る時

 

その人の見た目やお金持ちとか親や知り合いが著名な人とか

そういう後光になる情報に惑わされません。

 

もちろんミーハーな部分も持ってますが

それとこれとは別で分けられるんです。

 

 

 

表向きだけの良い態度

一貫性の無い態度

人によって変える態度

ふと気を抜いた時に見せる態度

 

 

こういうものが見えてしまうので

 

 

みんながすぐに飛びつくような表向き人当たりの良い人気のある人で

自分を作ってそうしてる人が苦手でした。

 

 



 

いつも教える立場の人とトラブルばかりでした。

 

小学校、中学校、高校、大学、予備校、大学院…

何もなかったことは一度もありません。

 


ギフテッドが
教師に嫌われやすいのは

 

分からないことを誤魔化して分かったふりをする


間違っても認めず誰かや何かのせいにする


実力よりも大きく見せようとしていて偉そう

 

気分によって矛盾している

 


こんなところを見抜いてしまうからだと思います。

 

 

 

私もそうでした。

 

見抜くだけでなく

真正面からそれを口にしてしまいます。

 

そこから必ず
教師からの個人攻撃が始まりました。

 

 

 

私の時代は

 

教師に絶対服従のような空気があったと思います。

 

生徒も親も、教師には何も言えないし
教師の評価がその生徒の絶対的な価値を決める感じ。

 

いわゆるヤンキーと呼ばれる生徒以外は
教師に対して反抗的な態度を見せないのが普通だったんです。

 


真面目で普段はおとなしい学級委員の私が

派手に反抗していたのはとてもおかしなことだったと思います。

 

 

ヤンキーに対しては

どこか可愛い部分や弱い部分、人なつっこい部分が見えるからでしょうか
先生も「しょうがないやつだ」と甘いのに

 

私に対しては容赦のない攻撃でした。

 

 

 

私が反抗的な態度を見せるときは
まっすぐに教師を見据え淡々と理詰めで反抗しました。

 

 

ただ難癖をつけて反抗したい訳ではなかったんです。

 

正しいことになら

ちゃんと従いたいという気持ちはありました。

 

 

でも

 

生徒によって接し方が違う

 

自分の機嫌によって叱る基準や叱る強さが変わる

 

以前言ったことを忘れて全く違うことを言う

 

自分の間違えを認めずごまかす

 

 

尊敬しなければいけない教師のこんな姿を毎日見て

素直に言うことを聞くなんてできなかったんです。

 

 

少しずつ表情や態度に反抗的な雰囲気が漏れ出てしまうと

 

教師は攻撃をしかけてきます。

 

 


私のことを攻撃するのは簡単でした。

 

忘れ物が多く宿題をやらない
授業中はおしゃべりが多くノートをとらない
勉強もあまり出来ない

 

典型的なダメな生徒でしたから。

 

 



一人一人の忘れ物チェックや宿題チェックをしていないのに

通りががって偶然見つけたかのように
みんなの前で見せしめのように指摘する

 

授業中の私の動向をチェックして
外を見ていたり、おしゃべりをしている生徒は沢山いたのに

私だけ注意をしたり、わざと私ばかり指したりする

 

クラスのみんなの前で恥をかかせたり
私がダメな部分を大げさに叱ったりする

 

 

 

こんな明らかなイジメのようなことが続くと
私は我慢ができなくなりました。

 


理不尽に叱られた瞬間
見せしめにされた瞬間

 

目の前の教師をまっすぐ見つめて

 

「同じ事をしても叱られる生徒と叱られない生徒がいるのは何故ですか」

 

「同じ事をしても叱ったり叱らなかったりするのは何故ですか」

 

 「先生はあの時ああ言ってましたよね。何故言っていることが変わるんですか」

 

 

みんなの前で言い放ちました。

 

 

もちろん

向き合ってくれるわけがありません。

 

 

「出てけ!」とキレられるか

 

あとで職員室に呼び出され

また権力で押さえつけられるか…しかありませんでした。

 

 

 

教師という職業柄
面目を保ちたいのかもしれませんね。


でも生徒であり子どもであるのに

個人攻撃するなんて…

 

大人になった今だからこそ

もっと理解が出来ません。

 

 

 

 

権力がある人や偉そうな人が大嫌いでした。

 

見合っているならまだ我慢できます。

 

 

でも権力をかざす人や偉そうにする人は

立派なのは表面だけで

私は尊敬出来ない人ばかりでした。

 

 

そしてそういう人は

自分を見破っている人を見つけるんだと思うんです。

 

 

これまで様々な場所で

そういう自己愛が高い人と出会うと

 

私は必ずターゲットにされました。

 

 

 

みんなの前では良い人なのに

呼び出されて二人の時に脅してきたり

 

大勢の前で恥をかかせたり

大勢の中から外されたり

 

権力をつかって

潰そうとしてきたりされるんです。

 

 

どれだけこんな目に遭ってきたかわかりません。

 

 

 

これだけどこの場所でも問題を起こしてきた私は

すべて私に問題があると悩んできました。

 

 

でもカウンセリングで

 

同じように教師にいじめられてきていたり

権力のある人にハラスメントを受けてきたりしている

ギフテッドの話を沢山聞いて

 

ギフテッドの特徴の1つであり

ギフテッドが間違っているわけではなく

そうされてしまうものなんだと理解出来ました。

 

 

人を見透かしてしまう、権力に従えないギフテッドは

権力のある人にいじめやハラスメントのようなことをされやすい。

 

それはギフテッドが悪いのではないと思うんです。

 

 

悪くはないけれど

身を守る方法を身につけていかなければならないんですよね。

 

 

 

 

 

 

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