逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

血糖値が心に及ぼす影響

血糖値が心に与える影響は

 

みなさんが思っているよりも
かなり大きい。

 

これまでの経験や

これまで集めた知識から思います。

 


私は摂食障害でした。
お恥ずかしいですが
過食嘔吐です。

 

多くの人は
この病気を
こころの問題、意志の問題
と捉えているのではないでしょうか。

 

しかし
私は血糖値の問題だと思っています。

 


過食嘔吐
過食をして
血糖値を急激に上昇させインスリンを分泌させます。

 

嘔吐をして血糖値を下げ
インスリンの分泌でさらに血糖値を下げます。

 

そして
低血糖症になってしまいます。

 

低血糖症なので過食衝動がおきる。
低血糖症の過食は自律神経とホルモンがおこなっている
生存本能なので自分ではコントロールできません。

 

血糖値が安定すれば
過食衝動は起きないんです。

 


また
低血糖は精神を不安定にさせます。

 

低血糖になると
血糖値を上昇させるホルモンが分泌されます。

 

そのホルモンは
脳の情動をコントロールしている部分を刺激し
理性が低下した状態にする。

 

そして精神が不安定になります。

 


他にも
やる気がおきない
つかれやすい
ねむい
イライラする
などがあります。

 


私は摂食障害を克服してからも

 

精神的にムラがあったり
不安になったり
疲れやすかったり
眠気がひどかったり
低血糖でめまいを起こしたりするので

 

血糖値の乱高下の影響を
受けているのではないかと考えました。

 


自分で血糖値をはかると
60ぐらいまで下がったり
食後280まで跳ね上がったりしていることに気づきました。

 


そして
血糖値が心に与える影響を調べはじめ

 

さきほどの低血糖症の知識を得ました。

 

さらに
キレやすい
衝動的なとき
は血糖値が急激に上昇しており

 

不安
落ち込み
などは
低血糖になっている。

 


まさにこれだと思い
血糖値の安定をはかれば
心の問題は解決するかもしれない
と思いました。

 


それで
自分なりに行き着いた答えが
筋肉をつける
ことでした。

 

嘘みたいですが
筋肉をつけたら
衝動がおさまり
極度の不安や落ち込みがなくなり
低血糖のふるえやめまいがなくなりました。

 


このブログで筋肉を増やすことを推奨しているのは
この経験からです。

 


筋肉と血糖値の関係を知ったのは
<糖尿病も3ヶ月で完治するダイエット>
というブログです。

 

著者の王城さんは
糖尿病にかかってから
ご自分で論文などを読んで勉強し
(英語の論文も!)
3ヶ月で糖尿病を治してしまった
というすごい人です。

 

内容は私にはかなり難解ですが
何がどういう仕組みで糖尿病になるのか
糖尿病とはどんな状態か
ただ運動が良いなんて話ではなく
筋肉をつけると何が変化するのか
しっかりと根拠を持って説明されています。

 

お医者さんの説明が的を射なかった人には
ぜひ読んで欲しい。

 


糖尿病まで行かなくても
私のように元摂食障害でなくても
血糖値の乱高下でこころの健康を崩している人は
きっと多いはずです。

 


過食症状に悩まされている方
衝動やきれやすさ
極度の不安や落ち込みに悩んでいる方

 

こころの問題よりもまず
血糖値の改善を考えて欲しいんです。

 

 

 

 

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