逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

開業二周年

自叙伝をずっと書いてきましたが 追い詰めて書きすぎて息切れをしてきたのと少し迷いが出てきたので 私事や他の記事も並行して書いていこうと思い立ちました。 私事ですが5月で開業二周年を迎えました。 今なんともいえない気持ちでジーンとしてます。 思い…

自叙伝36 性被害に遭う私

<自叙伝㉓性的虐待を受けた私>で養父からの性的虐待のことを書いたが私にはまだ性被害の体験がある。 自分の中で「大したことはない」「忘れよう」とずっと無かったことにしてきたことだ。 中学2年の頃 私は学習塾に通っていた。 何故、養父がそれを許し…

自叙伝31 盗みをはたらく私

小学校4年生の終わり頃から5、6年の頃の私は人生で一番悪いことをした時期だったと思う。 この時期は鬱や解離性障害がひどい時期でほとんどの記憶がない。 それなのに何故か悪さをした記憶だけが鮮明に残っている。 思い出す度に胸が苦しくなり恥ずかしく…

自叙伝30 様々な友人と仲良くなる私

小学校4年生の終わり頃あすかちゃんと入れ替わるようにのりこちゃんという近所の子と仲良くなった。 のりこちゃんも転校生だ。 こうやって思い返してみると気づくことがある。 私は転校生と仲良くなることが多かった。 多かったというより転校生とは必ず仲…

自叙伝29 生まれて初めて感じた気持ち

小学校4年生の頃 私は近所のあすかちゃんという子と仲が良かった。 彼女のことはいまだに鮮明に覚えている。 これまで書いてきたように 私は人を喜ばせることが得意だったし明るくエネルギッシュで魅力のある部分もあったから友人から一度は熱烈に好かれる…

自叙伝28 解離性障害の私

私は小学校3年生から6年生くらいの頃鬱や解離性障害があったのだと思う。 この頃は家での監視も厳しく性的虐待やその他の虐待がひどく学校生活も周囲と合わせるのが難しくなっていて友人との関係も難しく 冷静に考えるとこの頃の私にかかっていた負荷は大…

自叙伝27 ピエロになる私

私はどこにいても誰といてもピエロになってしまう。 滑稽な存在になり沢山の人を笑わせ笑われ、楽しませる。 これも養育過程で身につけてしまった特殊能力だ。 養父母はお互いに自分のことしか考えていないからしょちゅう小競り合いが起こる。 子どもの頃は…