逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

あなたが失敗を恐れる理由

失敗を防ぐこと

 

これは私たちに常につきまとう問題ですね。

 


失敗をしてしまったら

 


・上司や同僚の評価が下がってしまう

 

・仕事に自信を無くして怖くなってしまう

 

・人に迷惑をかけてしまう

 

・自分はダメだと自尊心が下がってしまう

 


これは怖いことですね。

 

だから失敗を恐れて
挑戦をやめたくもなりますよね。

 

 

確かにみんな、失敗は嫌なものです。

 


でも

 

必要以上に失敗を怖がっている人

 

絶対に失敗をしないために
同じ場所から動かない人

 

失敗をしてしまったら絶望して
自分を責めることに時間を浪費している人

 

失敗をしてしまったことに耐えられなくて
いつも人や環境のせいにしている人

 


いませんか?

 

 

 

私がそうでした。

 


失敗が怖くて仕方がなくて

 

力があっても挑戦ができなくて
環境を変えられませんでした。

 


ちょっとでも失敗をすると

 

人からどう思われたかばかり気にして
人に迷惑をかけたことを後悔してくよくよして

多くの時間を無駄にしました。

 


ちょっとでも失敗すると

 

自分をとにかく責め続けて苦しくなって
人や環境に怒りを向けて八つ当たりをして
そんな卑怯な自分が嫌になって
また自分をどんどん嫌いになっていきました。

 


こんなことは何の得もないと今なら分かります。

 

 


こんな自分を克服してきて

同じような悩みを持つ人の話を沢山聞いてきて分かったのは

 


失敗を必要以上に恐れるのは


「自分がそんなダメな人間」なのではなく

 

「失敗を必要以上に責められた経験がある人間」


ということです。

 

 

 

子どもが

 

一度の失敗も許されなかったら?

 

失敗を過剰に責められたら?

 

失敗には理由があったのに聞いてもらえなかったら?

 

失敗を馬鹿にされて恥をかかされたら?

 


死ぬほど失敗が怖くなるはずです。

 

 

 

何故か私のカウンセリングを求めてくる人は
医師・教師・警察官・経営者の親を持つ人が本当に多い。

 

やはり激しく責められた経験を持っていました。

 

 

このような職業の人は特に
職業の役割と本来の自分をしっかりと切り離さないと
子どもの失敗を許さない親になってしまう。

 

 

 

「自分は最初からできた」

 

そう偉そうにしている親だって

失敗をして人に迷惑をかけてきてるんです。

 

 

それを忘れて無かったことにして
子どもに対して「失敗するな」というメッセージを送る。

 

 

 

「自分は素晴らしい人間」


そう偉そうにしている親だって

職業的に人に敬われやすいだけで
人として間違っていないわけじゃないんです。

 

 

それなのに子どもに対して
「正しい自分に逆らうな」というメッセージを送る。

 


これじゃ子どもは失敗なんてできません。

 

 

失敗は
様々なことを身につけていく上で絶対に必要です。

 

失敗を必要以上に恐れるようになってしまったら
それは勇気を持って人生をより良くしていけるわけがありません。

 

 


失敗が必要以上に怖いあなた

 

それにはこんな理由があったんです。

 


あなたが
「失敗を恐れるダメな人間」なんじゃありません。

 

 

 

でも

 

こんな理由はあるけれど
そのままじゃダメですよね。

 

それじゃ
ずっと自分の力を発揮できないままになってしまいます。

 

 

 

失敗は怖いですね。

 

でも
私たちが力をつけていくためには経験しなければなりません。

みんなそうやって迷惑をかけながら力をつけていくんです。

 


だからといって
失敗をすることに開き直っていいわけではないですが

 

まずは

 

失敗を防ぐことより
失敗をしてから修正をすることにこだわりましょう。

 


一度でも失敗したら大変な仕事だったり
人にあまりに大きな迷惑をかけることだったり
人の人生を左右するようなことにおいては例外です。

 

 


失敗してから

 

どこがいけなかったか
次はどうすれば防げるか考えましょう。

 


そして色々な感情は沸き上がるけれど

 

「みんな失敗している」
「今失敗したからこそ次の失敗を防げる」

 

だから早いうちに失敗をして
失敗から多くを学ぶ方が大事なんだとじっくりと感じましょう。

 

 


失敗を恐れて避けても
すぐに次の失敗が待っているだけです。

 

いつまでたっても何も身につかないだけです。

 

いつまでたってもそこから動けないだけです。

 


これを知って

 

失敗は防ぐよりも
失敗をしてから修正をしていって

 

どんどん自分を高めていきましょう。