逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

小さなイライラを無くして強くなる

朝の記事では
私のことを聞いてもらいつつ

 

ちょっと生活の役に立つ

 

ちょっと心が楽になる

 

そんな情報を書いていたりします。

 


それは
なぜかと言いますと

 


これも心の健康に直結するからです。

 

 

 

みなさんが
イライラ
カリカリする理由

 

落ち込んじゃう理由

 

それって
対人関係や仕事のストレスのせい
ばっかりだと思っているけど

 

じつは
小さなイライラをため込んでいるせい
でもあるんですよ。

 


日常でちょっと不便なこと
気になること

 

例えば

 

コレは使いづらいけど面倒だから
このまま使おう。

 

ここがイヤで気になっているけど
面倒だしどうしていいか分かんないからいいや。

 

ちょっと不調を感じているけど
大したことないから我慢すりゃ良いか。

 

 

 

こんなことが
いっぱい積み重なって
大きなイライラや不安につながっていく。

 


日常の小さな心配事を放置しない。
ひとつひとつ改善していく。

 

これを
みなさんは軽んじている!

 


人の批判とか
大きな心配事とか
社会問題ばっかり目がいって

 

自分の生活を快適にすることが
おろそかになっていて
まったく本末転倒だと思う。

 


そういうことに目を向けるのも大事だけど
まずは
自分の生活をちゃんとしてからやることだと
私は思う。

 

 

 

 


あともうひとつ。

 

日常で起きた出来事で
自分の小さな気持ちを無視している。

 


例えば

 

私の友人の話をしよう。

 


基本的に
みんな機嫌がいいタイプ。

 

だけど
一緒に出かけていると
ちょっとしたイライラが出てきたり
なんだか気持ちがくもってくるのが分かったりする。
(これが職業病ですな)

 


それで
「どうした?」
って聞くんだけど

 

みんな
「え?なにもないよ」
っていう。

 


これまでのつき合いで
これは無理をしているのではなく
本心で言っていることは分かる。

 

 

 

そして
私は

 

そのときまでの今日の一日を振り返り
友人が
気になりそうなこと
イラッとしそうなことをピックアップする。

 

 

 

もしかして

 

あのときの
あの店員さんの態度気になったでしょ。

 

あのとき
ぶつかられて腹がたったでしょ。

 

あのとき
失敗して恥ずかしいと思ってたでしょ。

 

なんてふうに。

 

 

 

すると

 

「そうそう言われて分かった!ひっかかってた!」
「ちょっとー何!すっきりした!」

 

なんてなるわけです。

 

 

 

小さなことでイラッとするのは恥ずかしい。
器が小さい。

 

恥をかいても
なかったことにしたい。

 


こんな思考がみなさんにはあって
いろんなことを
無かったことにしようとしています。

 

 

 

ところが残念ながら
こういうことは

 

ぜったいに無かったことにならない。

 

 


コツコツとためていって
いざ
対人関係の問題とか
仕事のストレスとか
大きなことが起きたときに

 

このイライラを
ドッっと乗っけていく。

 


そして
どうしようもない大きさに
対処不能になる。

 

 

大きな問題が
心の健康を崩すとみなさん思っているけど

 

実は
この小さな積み重ねが
すっごく
あなたの心に悪影響を及ぼしてる。

 

 

 

いきなり
心を健康に!
どうしたらいいの!
って
言っても無理です。

 


コツコツできることを
やっていって

 

「イライラをためない」

 

ことが
心が健康で強くなる秘訣です。

 

 

 

 

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