感情のコントロールがきかない
自分が何もわからない
自分がどうしたいかわからない…
こんな悩みがある人は心の澱が溜まってしまっていますよー
澱(おり)とは、そこに沈んだかす、すっきりと吐き出されないで積もり溜まるものですね。
心の澱はなかなか気づきづらいですね。
私も未だに知らず知らずに溜めてしまっていることがよくあります…
この目に見えない心の澱が本当に人生に大きな悪影響をもたらしちゃうんです。
例えば
心の澱を抱えているとそれだけそこに頭や心の働きを奪われてしまいます。
目の前のことを見て感じて集中したくても、そこに気を取られてしまう。
心当たり…ありますよね?
気がつくと心の澱の方に気がいっているので
今起きていることを記憶しづらい
今起きていることに対して対処できない
今起きていることに集中できない…
楽しめない、感じられない 、考えられない、集中できないのは、溜まっている心の澱のせいなんですね。
心の澱はいつも沈んでいてはくれません。
度々勝手に浮かび上がってきては邪魔をしてきます。
知識を理解しようとしている時も心の澱が急に浮かんできて、それが気になり深く理解できません。
何かについて考えようとしている時も心の澱が急に浮かんできて、考えが中断してしまい深く考えられません。
落ち着いて集中して作業に取り組もうとしている時も心の澱が急に浮かんできて、気を取られ手が止まり作業が進みません。
そして心の澱が浮かんでくる度に
浮かんできた心の澱に大きく心を揺さぶられ情緒不安定に…!
心の澱を沈める作業をすることに時間と労力を費やし、日常が全然うまくいかないことに。
心の澱は溜めるのって、めちゃくちゃリスクが高いこと、わかってもらえたでしょうかー
じゃあ心の澱はどうして溜まっていくんでしょうか。
それは「自分を押し込める作業をした時」
例えば
自分にとって嫌だったこと、許せないこと気持ちを押し込めること…
頻繁にやってませんか?
「こんなことで怒るなんて小さい」
「考えても仕方ない」
「大したことじゃない」
やりたくない事、納得いってないこと気持ちを押し込めること…
やってません?
「正しいことなんだから」
「我慢すればいいんだ」
「自分が間違ってるんだから」
自分の中にある本当の気持ちを押し込めること…?
やってますね…?
「そんなことを考えてはいけない」
「そんな感情を持ってはいけない」
「それは汚らわしい」
こうして毎日ぎゅうぎゅうに自分を押し込めることで、その度に澱が沢山溜まっていってしまうんですね。
自分を押し込めながら毎日頑張って生活していたのにせっせと心の澱を溜めていて、実は余計に上手くいかないようになっていたんですね。
ではどうしたら心の澱は無くせるのでしょうか。
沢山の作業がありますが、まずはすぐに出来ることからご紹介!
一日頑張ってきたら
一日をゆっくり振り返る時間を作りましょう。
これが無理なら一週間単位でもかまいません。
お風呂にゆっくり入ったり
大好きな音楽を聴いて寝転がったり
ペットを撫でたりしながら
大いにリラックスして振り返ってみましょう。
その時は気づかず流してしまったけれど
本当はちょっと引っかかった場面
イヤな気持ちになった場面があるはずです。
その時あなたは本当はどう考えてどう感じていたんでしょうね。
正しくない、悪いことを考えてはいけない
幼稚で弱い、ダメだと認めたくないとブレーキを踏まず
もっとちゃんとしろと叱らず
そう考えて感じて当然だとしっかり味方になりながら気持ちを探してみてください。
「何なんだあいつ!」
「あんな事おかしい!」
「めんどくさい!もう嫌だ!」
汚い言葉も幼稚な言葉も言わせてあげて。
そう考えて感じてたのに、それを出さずに目の前のことを遂行し無事に過ごしたんですよ!えらいですよね。
そんな自分を、良くやった、おつかれと十分に労いましょう。
なんでもかんでも自分は良くやってる、自分は間違ってない…と考えるのとは違いますよー
それでは過保護になって自分をモンスター化させてしまうかもしれません…!
事実を再確認しながらしっかりと味方になって、「その感情を持つのは無理もない」という共感が大事。
これを続ければきっと心の澱が少しづつ減っていって自分らしさが戻ってきます。
自分でやるのは難しい
コツコツやるのは面倒くさい
溜まりすぎてて1人じゃもう無理
トラウマのような大きな澱が鎮座している
そんな人はなかなかハードルは高いですが、専門家を頼って一気に吐き出して心の澱を掃除してしまいましょう。
今のまま心の澱のせいで人生をダメにしちゃもったいないですからね。
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