逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

趣味と心の健康

趣味と心の健康には
密接な関係があると私は思うんです。

 


趣味というと

 

履歴書に書く
読書、音楽鑑賞などが定番ですが

 

普段使う趣味って言葉は
もっと広い意味がありますよね。

 


人生で楽しめて夢中になれるもの
って感じでしょうか。

 


趣味って
実は簡単に持てるものではないです。

 

楽しむ
夢中になる
って誰でも出来ることではないですから。

 


それなのに

 

多趣味な人間が魅力的
趣味が無ければおかしい
というような風潮に
みなさん縛られていて

 

趣味を無理に持とうとしたり
趣味を持っている自分を演出したりする。

 

そのせいで
心の健康を崩しているように思います。

 

 

 

それを表していると思うのですが
クライエントさんの多くは
趣味がないことをコンプレックスに思っています。

 


趣味らしいことを始めてみても
上達しなければならないと思うようになり
結局それも義務になって楽しめなくなる。

 


また
趣味と呼べるものが無ければいけない
と思っていて
それが義務を増やし
楽しめないことに繋がる。

 

 

 

また
多趣味な自分を演出する人は
目的が完全に変わっていて
趣味を楽しむのではなく
多趣味な自分を評価されることを目的にしていて

 

最初は本当に楽しんでいたものが
人にアピールするための趣味になり
楽しむことより楽しんでいるであろう自分の姿に酔い
楽しくなくても続けるようになってしまいます。

 

人にアピールすることがいけないのではなく
自分が純粋に楽しめなくなる
ということが問題です。

 


私は
こんなふうに
義務を増やすぐらいだったら
趣味なんてなくていいと思います。

 


趣味は
人生を豊かにするものなはずです。

 

人生を難しくするものではありません。

 

 

 

趣味はまず
自分が楽しめるものを探してほしいです。

 

それが趣味?
って言われるもの
どんなくだらないことだっていいんです。
楽しめて夢中になれたら
それで目標達成です。

 

 

 

ところで

 

女性だと
料理や整理整頓
生活に関することを趣味にしている方に
心の健康度が高い
と私は感じます。

 


これは
当然のことで

 

自分が楽しみ夢中になって得た経験が
そのまま
人の役に立つ
からです。

 


もちろん
自分さえ
夢中になって楽しめれば
人の役に立てるかどうかは二の次ですが
時間は有限なので

 

楽しみながら
人の役に立つものになれば
それは効率がいいですね。

 


私の話をすると
ファッションやメイク
映画
筋トレ
健康
などありきたりな趣味ですが

 


ファッションのコーディネートや
メイクを頼まれることが多々あり

 

映画の情報を求められることもあり

 

美容や健康の情報をもとめられることもあって

 

自分が好きで身につけたことで
人の役に立って喜んでもらえるので
とても嬉しいんです。

 

 

 

だから
楽しめるものが見つからない
なんていう人には
直接
人の役に立ちそうな趣味からオススメしています。

 

お料理は男女ともに
振る舞ったら喜ばれますよね。

 


趣味について
今いちど
考えてみてほしいです。

 

 

 

 

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