逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

あなたが思い込みが激しい理由

「思い込みが激しい」

 

こんな悩みを持つ人が
最近はすごく多いのではないでしょうか。

 


自分は思い込みが激しいと分かっていても 

注意して直そうとしても

簡単に直るものではないですよね

 


なぜ思い込みが激しい人とそうではない人がいるのでしょうか。

 

 

 


思い込みが激しい人のお話をよく聞いていると分かることがあります。

 


「絶対~だ」

 

「これしかない」

 

「これしか考えられない」

 

 

 

もう十分に情報収集をしてきたような
もう十分に検証してきたような
十分な経験に基づいているような

 

そんな確固たる自信を持って、お話をされます。

 


本当にそうであれば
思い込みとは言えないので、本人も苦しむことは無いんですが

 

思い込みが激しい人はちょっと違うんです。

 

 

 

みんなそうだ → 自分の近くにいた数人だけの情報

 

みんなこうする → 特定の場面だけを切り取った情報

 

絶対こう思う → 長い間検証を続けたようでも、それは1人だけで考えた時間

 

絶対こうだ → 何度も経験したことで、高確率で経験したことのようでも
        衝撃的だった出来事だけ強く覚えているだけで
        それが起きなかった場面の方が多いことを覚えていない

 

 

 

長い時間そのことについて考えてきてはいるのですが
問題が沢山あるんですね。

 


・サンプル数が少ない

 

・自分の主張したいことに都合の良い情報のみ記憶に残す

 

・自分の主張を人に開示せずに自分の間違いを修正してきていない

 

・自分の感情が強く喚起した場面のみで検証している

 

 

 

これでは一生懸命、長い時間かけて考え続けても
真実には近づかないですよね。

 

思い込みになってしまいますね。

 

 

 

残念なことに

 

一生懸命、1人で長い時間考え続けたからこそ
強い確信のような思い込みになってしまうんです。

 

 

 

思い込みが激しい人は
好きでそうやって思い込みが激しくなったわけじゃありません。

 

そうなってしまうまで
一生懸命、1人で考え続けなければいけない状況ばかりだった
という理由があるんです。

 

 

 

例えば

 


人間関係をうまく構築できなかったので
多くの人と関わりを持ち、色んな話を聞いたり話したりすることも無く
自分以外の人がどんな考えを持っているのかどうなのか知る機会が少なかった

 


親や教師や友人などに
「自分で考えろ」と言われてから何も聞けなくなった

 


周囲に頼れる人がいなかったから、悩みを打ち明けられなかったから
自分1人で全てを考えて解決するしかなかった

 


人に話して批判をされるのが怖かったから
報告をせずに自分に都合の悪い部分を隠したかったから
自分の中に全てを抱えておくしかなかった

 

 

 

こんな理由があり
一生懸命、1人で考え続けてきてしまったんです。

 

 

 

ずっとこれを続けてしまうと

 

歳を重ねる毎に

 

考え続けた信念は確信のようになり
1人で抱え続けたものを外に出すのは怖くなり
人の言葉を聞けないまま、視野はどんどん狭くなり

 

どんどん思い込みが激しくなって
自分の思いだけが現実からどんどん離れていってしまいます。

 

 

 

そして生きづらさも加速していきます。

 

 

 

考えのほとんどが、独りよがりになってしまいます。

 

困ったときも誰にも何も話せないので、人に頼ることが出来なくなります。

 

自分の都合の良いようにしか考えなくなり
どんどん正当化が激しくなり、間違いを修正出来なくなります。

 

現実から離れた自分の思いは、人と共有することは難しく
どんどん人と話をすることが難しくなり、人が離れていってしまいます。

 

 

 


思い込みのはじまりは

 

ただ1人で抱えていた
ただ1人で頑張って考え続けていた
ただ恐がりで隠したかった

 

そんな仕方がなかったことで、ほんの小さな理由からだったんですね。

 

 

 

あなたが思い込みが激しい理由はわかったもらえたでしょうか。

 


では
これを改善していくためにはどうしたらいいでしょうね。

 

考えてみてください。

 

 

 


そうですね。

 


これまでの逆のことに挑戦してもらうしかありません。

 

 

 

色んな人の言葉に耳を傾けてみること。

 


色んな人に自分の考えを聞いてもらうこと。
怖くても、それに対する批判や疑問も一度受け止めて
自分で問題点を修正していくこと。

 


自分の考えが正しいかどうか検証するときに
自分に都合の悪い情報も同じように扱うこと。

 


自分の記憶が鮮明で詳細でどんなに正しいと思っていても
感情の強弱によって覚えていない記憶も多い。
自分が絶対に正しいと思っていることには偏りがあることを意識して

自分の間違いを見つけていくこと。

 

 

 

思い込みが激しい人にとって

 

これは本当に難しく苦しい挑戦になると思います。

 


ですが

 

きちんと現実を見て自分の間違いを見つけて
人と考えを共有していけるように

 

頑張って挑戦していきましょう。

 

 

 

 

 

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