逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

選択ができないから不安が消えない


心に問題を抱えている人に共通していることの一つに

 

「選択が出来ない」

 

ということがあります。

 

 

 

なぜ
選択ができないと
心に問題が生じるのでしょうか。

 


思い出してみてください。

 


子どもの頃

 

夏休みが終わる一週間前
一切手をつけていない宿題が気になって
遊びながらも不安がよぎったりしませんでしたか。

 

 

 

学生の頃

 

進路を決めなければいけないとき
友人とパーッと遊んでいても
頭からその不安が離れなかったりしませんでしたか。

 

 

 

大人になって

 

人間関係でトラブルがあったとき
自分の態度を決めかねて
仕事中でもそのことが浮かんで
仕事に手がつかなかったりしませんでしたか。

 

 

 

こんな経験みなさんありますよね。

 

 

 

そうなんです。

 


選択が出来ないということは

 


未解決の問題を抱えて
いつも不安に捕らわれて
目の前のことに集中できなくなるんです。

 

 

 

大人になると

 

子どもの頃のように
夏休みの宿題だけでは済みません。

 

 

 

仕事で何をどうしたらいいか

 

仕事の人付き合いをどうしたらいいか

 

恋人とどうしたらいいか

 

友人とどうしたらいいか

 

趣味をやるためには時間やお金はどうしたらいいか

 

日常生活の諸々の雑用をどうしたらいいか・・・など

 

 

 

もう沢山の問題があります。

 

 

 

これを夏休みの宿題のように
先送りしてしまったらどうなるでしょうか。

 

 

 

どうしたらいいか決めなければいけないけど
逃げたい、決めたくない。

 

忘れてしまおうとするけど次々と気になって浮かんでくる。

 

もう何を決めなければいけないのか忘れてしまうぐらい
先送りしたものが増えている。

 

 

 

これでは不安で仕方がなくなりますよね。

 

いつも色んな事がよぎって集中できなくなりますよね。

 

 

 


こんなに大きな問題が起こるのに
何故みなさんは選択が出来ないんでしょうか。

 


選択をすれば

問題が解決してすっきりするはずなのに
先送りするということは

 


無意識に
選択をしないことによって
「メリットがある」
と思っているからなんです。

 

 

 


このメリットについて考えてみましょう。

 


選択をしたら

 

弱音を吐いてはいけない
変更してはいけない

 

と思っていませんか?

 


本当は選択した後に
弱音を吐いても、変更しても構わないはずです。

 

でも
いけないと思っているから
選択を避けて逃げ道を確保してしまうんです。

 

 

 


選択をしたら

 

多くのものを失ってしまう

 

と思っていませんか?

 

 

 

両方を求めても
絶対に叶わないことってありますよね。

 


たとえば

 

自分の気持ちを最優先にしつつ
相手の気持ちも最優先にする

 


敵対している二人
両方の味方になりたい

 


好き勝手に振る舞いたいけど
誰にも嫌われたくない

 


これは無理なことですね。

 


実際は
選択をしないと
両方を失うことになりますね。

 


それなのに
両方あきらめたくないから
いつまでも選択をしないでいることで
両方を失わずに済むと思ってしまっているんですね。

 

 

 


選択をしなければ
自分の人生の責任を負わなくていい
と思っていませんか?

 


当たり前のことですが

 

自分の人生の責任は自分にありますよね。

 


でも
そこから逃げるために

 

誰かの意見を鵜呑みにしたり
誰かに助言を求めて言いなりになったりして

 

そこで起きたことは全て

 

「人のせい」
にしてしまいます。

 


何も考えずに選択をしないで過ごして

 

そこで起きたことは全て

 

「運命のせい」
にしてしまいます。

 

 

 


選択をしないことにメリットなんてない

 

ということを分かっていただけたでしょうか。

 

 

 

失うばかりで
不安が高くなって集中できない人生はもう嫌ですね。

 


先送りにしていた問題を
選択をしてどんどん解決をして

 

全力で自分の人生に取り組んでいきませんか。

 

 

 

 

 

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