逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

愛着障害のギフテッド、高機能型の人格障害専門のカウンセリング

 

苦渋の決断なんですが

 

これからlilcafeは


愛着障害のギフテッド

高機能型の境界性人格障害、または他の人格障害


このような方のカウンセリングを専門にさせてもらいたいと思います。

 



カウンセリングは相性が重要だと言われています。

 

私はそれをあまり信じていませんでした。

 

老若男女、様々な個性の人のカウンセリングをして

相性関係なくやれてきたと思っていたんです。

 

 

 

でも何年もカウンセリングをしてきて

 

失敗なくできたと思っても途中で終わってしまうこと

失敗してしまったと思っても最後まで続けてもらえたこと

 

 

こういうことが起きるごとに何が原因なのか

考え続けました。

 

 

最初はすべて私のせいだと考えました。 

もちろん、私の失敗のせいで途中で終わってしまったカウンセリングもあります。

 

 

でも失敗が思い当たらないカウンセリングもありました。 

 

やれることを全てやった、そして次に改善する点も考えた…

それでも多分途中で終わってしまうだろうとしか思えないカウンセリングです。

 

だからといってクライエントのせいでもありません。

本当に一生懸命取り組んでくれたからです。

 

 

ずっと何故か考え続けた結果

逃げのようですが相性だと思い当たりました。

 

 

理由はなく初対面から苦手だと思うことはありませんか。

 

理由のあとづけをしたりしますが

本当のところはハッキリと理由はわからないけど

嫌な感じがすることがありますよね。

 

 

友人になる場合はこれでも最終的に仲良くなることはあると思いますが

カウンセリングのように心の内を吐露する場合は難しいと思うんです。

 

 

皆さんも自分が好む人間像、好まれる人間像って共通点があるんじゃないでしょうか。

 

 

私は老若男女、様々な個性の人を好んできましたし、好まれてきたので

誰でも合うと思っていたんです。

 

でも年齢、性別、職業、性格、内向外向のような特徴はバラバラでも

共通点があったんです。

 

エネルギッシュに活動しているか、エネルギッシュに考え続けている人。

トラウマのような衝撃的な体験がある人。

 

 

 

私はこの衝撃的な体験の有無とエネルギー量が

相性になるんではないかと経験から感じているんです。

 

 

出来れば間口を広く開けて

色んな人のカウンセリングをしたいという気持ちはあります。

 

でもそれは

クライエントの利益にならないんだと気づきました。

 

 

カウンセリングを始める時は勇気が要ります。

 

心に問題を感じるからカウンセリングを求めているのに

相性が合わなかった

カウンセリングを続けても何か違和感がある…なんて

とても大きな負担になりますよね。

 

 

こんなことがなるべく起きないよう

私は愛着障害のギフテッド、高機能型の人格障害の方を専門にしようと

思い立ちました。

 

 


ADHDの人、ASDの人、愛着障害の人、境界性人格障害の人
沢山の人のカウンセリングをしたかったんですが

 

よりもずっと優れたカウンセラーの方にお任せしたいと思いました。

 

 

でも

愛着障害のギフテッドの方

高機能型の人格障害の方のカウンセリングに関しては


一年やってきて自信がつきました。

 

 

エネルギッシュな故に

他のカウンセリングは全く合わない、わかってもらえないという方達です。

 

私の想像以上にみなさん早く回復に向かわれました。

 

 


今の私の能力を存分に活かすのは


愛着障害のギフテッドの方と
高機能型の人格障害の方のカウンセリングなんですね。

 

 


その他の方には本当に申し訳ないですが
カウンセリング以外の形で力になりたいと思っています。


今までどおり情報を発信していきたいと考えています。

 

 

 

ギフテッドといってもわからないですよね。

 

 

この概念自体
そんなに知られていませんし日本で診断できる場所も少ないですから。

 

 

でももし

 

ギフテッドかは分からないけど 

ブログを読んで共感できる点がある

 

心に問題を感じるけど

エネルギッシュすぎてカウンセラーに受け止めてもらえない

衝撃的な体験すぎて体験のないカウンセラーは理解してくれない

 

 

そんな方はぜひ一度お申込みをしてみてください。

 

 

 

 

お申込みをしてくださる人には
驚くほど共通点がありました。

 


ギフテッドの共感性の高さやセンスの高さ
リーダーシップを必要とする仕事の人が多かった。

 

芸術関係
音楽関係
芸能関係
医師
経営者など

 

もちろん過去の私のように
今はギフテッドの力を発揮できずにいて埋もれていて
これから発揮していく人も沢山います。

 



 

あと開業して4年が経ち分かったことがあります。

 

  

あくまで私の見解ですが

 

若ければ若いほど結果が出るのが早い

30代後半から少しずつ難しくなって時間がかかるということ。

 

 


何度も傷ついてきた愛着障害をもつギフテッドの人は


歳を経るごとに新たなトラウマがどんどん増えていきます。

 

1人で抱えて1人で対処して思いこみが強くなっていきます。

 

人間不信もどんどん強力になっていきます。

 

 

 

トラウマの量が多ければ処理には時間がかかります。

 

長年1人で抱えて思いこんできたものを
変えていくのは至難の業ですよね。

 

人間不信が非常に強力ですから
信頼関係を築くまで必死に向き合わないといけません。

 


だから
年齢がいけばいくほどご本人もつらいし
時間がかかるのではないかと思っています。

 

 

 

あと
対面カウンセリングとSkypeカウンセリングでは

人によって経過が違いました。

 

以前、同じだと書きましたが違いました。
本当にごめんなさい。

 

ここまでかからないと分かりませんでした。

 


言語で伝わるのは3割で
残りはは非言語の部分になります。

 

人間不信が強い人や

想像力が乏しく、目で見て確認しないと不安な人

直感よりも論理を優先させる人は

 

最初に信頼関係をしっかりと作るまでは
対面カウンセリングでないと難しいと感じました。

 

 

Skypeカウンセリングでも対面カウンセリングと同じ結果が出た人は

信頼できる人が1人でもいる人や

直感や想像力が豊かな芸術家タイプの方でした。

 

 

 

これまで男性の方は

Skypeカウンセリングだけでやらせてもらってしましたが

 

今は男性も


クライエントさんの紹介や著名人の方
会社のHPなどで顔と名前と身分確認が出来る人は
メールで慎重にやりとりをしたあと対面でやらせてもらってます。

 

男性の方には
ご不便をおかけします。

 

 

カウンセリングという心の距離が近くなる性質上
密室で二人きりという状況では慎重にならざるを得ないので
よろしくお願いしますね。

 


遠方の方はこれまで通りになってしまいますね。

 

一度でもお会いできるといいかなと思うんですが
北海道や九州のクライエントさんを思うと難しいですね。

 

 

 

変更をして本当にガッカリされた方もいますよね。
すみません。

 

でも自分の出来ること出来ないことをはっきりと自覚して
自分の出来る範囲でこれからも頑張っていきたいと思っています。

 


これからもブログとlilcafeを
どうぞよろしくお願いします。