逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

自分に厳しすぎる人は緩める努力が必要② -遊びを取り入れる-

自分に厳しすぎる人は

自分を監視を緩めるだけではまだ完全に楽になっていきません。

 

 

「自分のここがいけない」
「自分にはこれが足りない」

 

しらみ潰しに問題点を探し続け完全に近づこうとすることも

緩めなければいけません。

 

 


たしかに
問題点を探し改善し続ければ完全に近づけるかもしれません。

 

しかしこれには大きな間違いがあるんです。

 

 

 

「人の問題点ばかり探してそこばかり見る」

 

そうしているうちに

その人は問題点だらけの人間のような気がしてきませんか?

 

 


本当はみんな問題点もあれば優れている点もあります。

 

むしろ自分に厳しい人であれば
優れている点の方が多いはずです。

 

 


それなのに
人の全体像を見ようととせず
人の問題点にばかり注目するので

 

その人は問題点ばかりでダメな人間のような気がしてきちゃうんですね。

 

 

 

 

自分に厳しすぎる人はこれを自分にやっているので

 

問題点を探し改善し続けて自分が向上していっても

いつも自分がダメな人間な気がしてしまうんですね。

 

 

 


自分を肯定することの大事さは
このブログで何度かお話してきました。

 

 


自分を肯定できなければ

 

・自分を嫌いになり人を嫌いになる

 

・自分に関心を持てなくなり自分を知ろうとしなくなり
 自分が分からなくなる

 

・自信がなくなり勇気が無くなる

 

 

 

必死に問題点を改善し続けてきて
完璧を目指していたはずが

 

自分を嫌いになって落ち込んでしまい

 

人を嫌いになって人に関心を持てなくなって
コミュニケーションが難しくなってしまい

 

勇気が無くなって動けなくなってしまう…

 


本末転倒ですよね。

 

 

 

 

問題点を探して改善しようとすることがいけないんじゃありません。

 

「問題点だけを見続ける」ことがいけないんですね。

 

 


ちゃんと自分の優れている点、平均的な点など

全体像をとらえた上で問題点を探せば大丈夫です。

 

 


じゃあ

どうしたらそうできそうですか?

 

 

 

 

ここで必要なのが気分のコントロールなんです。

 

 

 

自分に厳しい人は真面目になりすぎていませんか?

 

 

真面目がいけないのではなく

 

前回お話したように

真面目になりすぎると
ちょうどいい緊張感を保てずパフォーマンスが下がります。

 

 


大事なのは

 

「真面目ではなく真剣になる」ことなんですが

 ここを混同してどんどん真面目になっていくんですね。

 

 


真剣になるためには、ほどよいリラックス感が必要になります。

 

ほどよいリラックス感があって
目の前のことに集中して真剣になれます。

 

 


真面目になりすぎている人が
ほどよいリラックス感を手に入れるためには

気分のコントロールが必要になるんですね。

 

 

 

気分のコントロールは「遊び」の要素が多いので

 

頭の良い人や真面目な人は苦手なのでやろうとしないですよね。

 


そしていつも気分が悪く真面目になりすぎる…

 というループに陥ってしまうんです。

 

 

 

自分に厳しすぎて

自分をダメな人間だと思い込んでしまっている人に必要なのは

 

さらに自分に厳しくしていくことではなくて  

難しいですが人生に「遊び」を取り入れることなんですね。

 

 

 

 

どんなことでもいいから
自分が面白いと思うことをやってみましょう。

 

人から首をかしげられるようなことでもいいんです。

 

 

 

童心にかえってふざけてみましょう。

 

赤の他人の前でなければ
何歳になっても子どものようにはしゃいでいいんです。

 

 

 

自分のことや他人のことを笑い飛ばしてみましょう。

 

真面目になるとただ批判したくなることも
見方を変えると意外と笑えますよ。

 

 

 

 

一見バカらしいことだと感じるかもしれませんが
自分に厳しすぎる人に必要なことなんです。