逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

猫が私を変えてくれた

猫との出会いは
私を大きく変えました。

 

恥ずかしい話ですが
猫を飼うまで
人への依存が大きく
とにかく人との距離が近く
人の世話ばかり焼いていました。

 

そのせいで
友人、知人は多いものの
そのほとんどは
私によりかかるようになっていて
いつも私は
色んなものを背負って
いっぱいいっぱいになっていました。

 

猫を飼ってから

 

孤独を埋めようとすることが無くなり
一人の時間を多く持てるようになりました。

 

人といるときは常に意向に沿ってしまって
自分が分からなくなっていたのが
どんな状態でも受け入れてくれる猫のおかげで
自分を取り戻しました。

 

相手は猫ですが
生まれてはじめて
絶対に自分から離れていかない
という存在を得て
強くなれました。

 

文章にすると
寂しいやつですが(笑)

 

人間も離れていかないと言えばいかないですが
それは利用価値だったり
物理的に離れなくても
心理的には離れたりすることがあったりするので
人間関係で絶対に離れない
といえるものって
血縁関係だと私は思うんです。

 

だから
私には得られなかった
ということです。
もちろん血縁関係も絶対ではないですけどね。

 


こんなふうに
私は猫によって
すごく変わったんです。
たかが猫
そう思われるかも知れませんが

 

私のような環境にあった人には
本当に大きな存在です。

 

本当に恥ずかしい話ですが
私は猫に
愛着形成をしてもらい
本来の自分を取り戻させてもらい
自分の帰る場所をつくってもらったのです。

 

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